300年の記憶が息づく地で、古都の奥深さに触れる旅——。
「梶井宮門」をくぐった瞬間、京都の喧騒は消え、そこには静謐な別世界が広がっていました。
今回訪れたのは、三井家ゆかりの地に建つ「HOTEL THE MITSUI KYOTO」。
五つ星の称号に相応しい豪華さはもちろんですが、何より私の心を動かしたのは、歴史の重みとモダンな美意識が溶け合う、圧倒的なまでの「静寂の美」でした。
庭園を渡る風の音、地下から湧き出る温泉の温もり、そして窓の外に広がる二条城の威容。ただの宿泊ではない、一生の記憶に刻まれるような滞在——。
私がこの場所で体験した、心震えるひとときを、温度感そのままにお届けします。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの象徴「梶井宮門」に迎えられ、非日常の聖域へ
HOTEL THE MITSUI KYOTOでの時間は、300年以上の記憶を刻む登録有形文化財「梶井宮門」を見上げる瞬間から、静かに幕を開けます。長い年月を重ねた木肌と重厚な瓦屋根が放つ威厳の前に立つと、自然と背筋が伸び、日常の喧騒からゆっくりと切り離されていくのを感じます。
歴史の重みを感じながらその門をくぐり抜けると、今度は現代の洗練が息づくエントランスが広がります。陶芸家・泉田之也氏の手による土の力強さを宿したレセプションアートが存在感を放ち、空間に落ちる光と影の美しい陰影が、これから始まる特別な滞在への期待を高めてくれます。
古都の精神性と現代の美学が完璧に溶け合うこの場所は、足を踏み入れた瞬間から、訪れる者の五感を心地よく刺激してやみません。
庭園と水盤が響き合うロビー|HOTEL THE MITSUI KYOTOのチェックイン体験


梶井宮門の重厚な余韻を胸に館内へ歩みを進めると、目の前には一枚の絵画のように美しく切り取られた庭園が広がります。視線の先で静かに広がる水盤に、柔らかな陽光が反射してきらきらと揺らめく光景。それは、日々の忙しさで強張っていた心を一瞬にして解きほぐす、圧倒的な清涼感に満ちていました。


この静謐な空間のインテリアデザインを手がけたのは、世界的な建築デザイナー、アンドレ・フー氏。日本の伝統的な美意識をモダンに昇華させ、華美な装飾を削ぎ落とした空間には、京都本来の洗練された美学が息づいています。


水面の煌めきを眺めながら、ウェルカムティーと上品なお茶菓子で一息つくチェックインのひととき。単なる手続きの場ではなく、この土地の気配と深く繋がるような心安らぐ時間です。
今回はマリオット・ボンヴォイのプラチナ会員特典による客室のアップグレードや朝食の恩恵にも預かることができ、これから始まる滞在への期待が静かに、そして確かに膨らんでいきました。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの印象的な空間|千本鳥居を彷彿とさせる光の回廊


ロビーの開かれた空間から客室へと向かうアプローチに現れるのは、千本鳥居からインスピレーションを得た象徴的な回廊です。


幾重にも連なる木のアーチが切り取る柔らかな光と、そこに落ちる影の連続。時間帯によって陰影の深さが変わりゆく緻密な空間設計は、歩みを進めるごとに異なる表情を見せてくれます。


光と影のグラデーションの中を一歩進むたびに、日常の喧騒が静かに削ぎ落とされ、プライベートな滞在へと向かう心地よい緊張感に包まれていきます。
HOTEL THE MITSUI KYOTO 客室「ニジョウルーム」|二条城と対峙する至高の滞在
光の回廊を抜け、客室の扉を開けると、そこには京都の美意識が息づく50平米の洗練された余白が広がっていました。今回はデラックスルームからのアップグレードで「ニジョウルーム」へ案内されるという幸運にも恵まれ、窓の向こうにそびえる二条城の重厚な石垣と対峙する、特別な時間を過ごすことができました。
天然の木や石の温もり、そしてバスルームに至るまで随所に配されたアートが静かに調和する室内。中でも印象的だったのは、空間全体を包み込む光の演出です。計算し尽くされた間接照明が織りなす柔らかな陰影が、外の世界の喧騒を遮断し、深い安らぎへと誘ってくれます。
歴史ある景観と現代のラグジュアリーが見事に溶け合うこの客室で、どのように時を重ね、何を感じたのか。その至高の空間の全貌を、ありのままの滞在の記録として紐解いていきます。
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美食の饗宴を愉しむ|HOTEL THE MITSUI KYOTOのレストラン&バー
庭園の移ろいゆく四季を借景に、五感で味わう美食のひととき。HOTEL THE MITSUI KYOTOのダイニングは、単なる食事の場ではなく、京都の豊かな自然と歴史が皿の上で交差する特別な空間です。


薪窯の炎が温かな活気を生み出すイタリア料理「FORNI(フォルニ)」と、京都の清らかな水とフランス料理のハイクラスな技法が融合したイノベーティブ京都フレンチ「都季(TOKI)」。さらに、宵闇に沈む庭園を眺めながら美酒の余韻に浸る「THE GARDEN BAR」が、滞在のそれぞれの時間を鮮やかに彩ります。


また、かつての三井総領家の奥書院を総檜造りで現代に蘇らせた「四季の間」は、結納や大切な会食の記憶をより深く刻む、至高のプライベート空間。どの席に身を委ねても、窓越しに広がる静謐な庭園の景色が、一皿の味わいをより一層深く、心に残るものへと昇華させてくれます。
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HOTEL THE MITSUI KYOTOのアフタヌーンティー|「和」の美意識と老舗の感性
庭園の緑を愛でながら静かに流れる午後の時間は、京都の奥深い美意識に触れる特別なひとときです。
HOTEL THE MITSUI KYOTOが提案するアフタヌーンティーは、京都を代表する老舗「京菓匠 鶴屋吉信」との共演によって生み出される、まさに芸術品のような存在。熟練の職人が精魂込めて仕上げる繊細な生菓子や、季節の移ろいを鮮やかに映し出す和の甘味が、端正な器の上で美しい情景を描き出します。


伝統の技とホテルの現代的な洗練が静かに溶け合うその味わい。立ち上るお茶の豊かな香りと共にいただくひとときは、単なるティータイムの枠を超え、古都の精神性を五感で味わうような、深く心に刻まれる体験をもたらしてくれます。
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サーマルスプリング SPA|HOTEL THE MITSUI KYOTOが誇る静寂の温泉体験
館内の奥深く、地下へと足を踏み入れると、そこには地上の喧騒から完全に切り離された別世界が広がっています。地下1,000mから湧き出る天然温泉の恵みを湛えた「サーマルスプリング」。水着を纏って身を委ねるその場所は、温泉という言葉の枠を超えた、まさに静寂の『聖域』と呼ぶにふさわしい空間です。


ほの暗い洞窟を思わせる空間に、微かに反響する心地よい水音。そして、揺らめく水面を照らし出す、計算し尽くされた光と影のコントラスト。その圧倒的な静謐さの中に身を置いていると、いつしか時の概念が曖昧になり、深い瞑想に落ちていくような不思議な感覚に包まれます。
ただこの水に身を浸し、自分自身と静かに向き合うためだけに、再びこの場所へ帰ってきたい。そう強く思わせるほど、心身を根底から解きほぐしてくれる究極のリラクゼーションがここにありました。
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HOTEL THE MITSUI KYOTOのフィットネスジム|洗練された空間で心身を整える


フィットネスジムは、宿泊者は24時間利用できます。ルームキーがあれば入室できます。TECHNOGYMのマシンがありはじめてつかう人でも、タッチパネル式で使いやすいです。タオルやバナナ、ミネラルウォーターがありました。
| 場所 | ホテルB1F |
|---|---|
| 営業時間 | 24時間利用可 |
旅の余韻を日常へ|HOTEL THE MITSUI KYOTOのセレクトショップ「THE SHOP」


サーマルスプリングスパのレセプション横にショップがあり、ホテルの客室にもあるオリジナルグッズやお土産に最適なものが取り揃えてあります。
| 場所 | ホテルB1F サーマルスプリングSPA レセプション横 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~21:00 |
プライベート温泉|HOTEL THE MITSUI KYOTOで過ごす完全貸切の至福


共有のサーマルスプリングがもたらす深い瞑想の世界とはまた違う、完全なプライベートを約束されたもう一つの聖域が、宿泊者限定の「プライベート温泉」です。


一歩足を踏み入れると、そこには100平米を超える広大な空間が広がっています。ゆったりとしたリビングスペースと、とうとうと湧き出る天然温泉。誰の目にも触れることなく、この広大な空間を独占するという体験は、日常では決して味わうことのできない至福の時間です。


湯面に揺れる光を眺め、ただ静かに溢れるお湯の音だけを聴きながら身を委ねる。その圧倒的な静寂と上質な設えは、日々の緊張を解きほぐし、あらゆる境界線を優しく曖昧にしてくれます。大切な人とのかけがえのない時間を刻むのにも、自分自身を深く労わるのにもふさわしい、ホテル滞在の価値をさらに一段階引き上げてくれる至高の隠れ家です。
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伝統に深く浸る「茶居」|HOTEL THE MITSUI KYOTOで愉しむ一期一会の一服


ロビーの静かな気配から続くようにひっそりと佇む「茶居」は、訪れる者を凛とした空気で迎えてくれます。


仄暗(ほのぐら)い空間に差し込む柔らかな光の中、アンバサダーによって目の前で丁寧にお茶が点てられる時間。静寂の中に響く茶筅(ちゃせん)の心地よい音と、ふわりと立ち上る抹茶の豊かな香りが、日常の喧騒を忘れさせ、五感を静かに研ぎ澄ませていきます。


茶道や流派が持つ奥深い歴史に耳を傾けながらいただく一服は、決して堅苦しいものではありません。むしろ、肩の力を抜いて京都の精神性に触れることができる、美しく豊かなひとときです。ただお茶を味わうだけでなく、この土地が紡いできた文化の深淵に触れ、心に静かな余白をもたらしてくれる特別な体験がここにあります。
三井家の記憶に触れるライブラリー|HOTEL THE MITSUI KYOTOに息づく歴史と美学


ロビーの静かな余韻からひと足奥へ進むと、知的好奇心を優しく刺激するライブラリーがひっそりと佇んでいます。書棚には、三井総領家ゆかりの貴重な資料をはじめ、京都の伝統や日本文化の奥深さを紐解く美しい書物が並び、この場所が持つ確かなルーツとアイデンティティに静かに触れることができる空間です。


その傍らには、エントランスで客人を出迎える「梶井宮門」の歴史を物語る棟札や、古来より魔除けの願いが込められた「桃瓦」が展示されています。仄暗(ほのぐら)い照明の中に浮かび上がる桃の造形は、長い歳月を経た威厳の中にも先人たちのさりげない遊び心を感じさせ、時を超えた温もりを伝えてくれます。


このライブラリーで歴史の欠片(かけら)に触れ、土地の記憶を辿った後に再びあの重厚な門を見上げるとき、目に映る景色はより一層の深みを持って心に刻まれるはずです。


光と影が織りなす二つの顔|昼と夜で異なるHOTEL THE MITSUI KYOTOの表情


陽が落ちるとともに、HOTEL THE MITSUI KYOTOは昼間とはまったく異なる、静謐(せいひつ)で艶やかな顔を覗かせます。館内の隅々にまで計算し尽くされた間接照明が灯り、空間全体が深い安らぎのベールで包まれる時間。それは、日中の心地よい緊張感をゆっくりと解きほぐし、深い眠りへと誘う完璧なプロローグのようです。


同じ回廊を歩いていても、夜には足音の響き方すら違って感じられます。千本鳥居をインスピレーション源とした1階の回廊はもちろんのこと、サーマルスプリングからフィットネスへと続く地下の通路もまた、柔らかな光が足元を照らし、まるで別世界へ迷い込んだかのような神秘的な美しさを放ちます。




闇の中に浮かび上がる館内アートは、昼間には気づかなかった影の輪郭を際立たせ、見る者の想像力をさらに深く刺激します。


夜の帳(とばり)に包まれた「梶井宮門」も同様に、ライトアップされて荘厳さを増したその姿は、300年の歴史が持つ圧倒的な威厳を放ち、エントランスへと続くアプローチを歩くだけで、古都の奥深い気配に静かに飲み込まれていくような感覚を覚えます。


そして中庭へ足を踏み入れると、ライトアップされた木々が水盤の漆黒の水鏡に美しく反響していました。風の音だけが響く夜の庭園散策は、心が透き通るような清々しさ。レストランやバーの窓越しに広がるこの仄暗(ほのぐら)い景色が、グラスを傾ける夜のひとときを、より一層色濃く、余韻深いものにしてくれるのです。


館内のどこをとっても素敵な「HOTEL THE MITSUI KYOTO」ですが、夜になると全く違う表情を見せてくれます。館内すべてにおいて計算しつくされた間接照明がリラックス空間を演出してくれます。おかげでひさしぶりに快眠できました。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの朝食体験|京都で迎える五感を深く満たしてくれる味わい
柔らかな朝日が差し込むレストラン「FORNI(フォルニ)」で迎える朝の時間は、京都の豊かな食文化に触れる至福のひとときです。
丁寧に引かれたお出汁の香りが漂う「和朝食」は、艶やかに炊き上げられた京都産こしひかりと、香ばしく脂の乗った銀鱈の西京焼きが見事な調和を見せます。素材の持ち味を活かした京野菜の小鉢はどれも滋味深く、目覚めたばかりの身体の隅々にまで優しく染み渡っていきました。


また、庭園の澄んだ空気を感じられる開放的なテラス席で味わうハーフブッフェも格別です。上質なサーモンや生ハム、そして芳醇なバターと香ばしさを纏った焼き立てのパンなど、並ぶ品々の圧倒的なクオリティ。色鮮やかなドラゴンフルーツをはじめとする瑞々しいフルーツやフレッシュジュースが、朝のテーブルをさらに華やかに彩ります。
美しい庭園の景色を借景に、ただ静かに極上の朝食と向き合う。その優雅な時の流れは、HOTEL THE MITSUI KYOTOでの滞在をより一層、忘れがたいものにしてくれます。
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結び|HOTEL THE MITSUI KYOTOが教えてくれた「豊かさ」の本質


梶井宮門をくぐり、この静謐(せいひつ)な空間に身を委ねた瞬間から、「きっとまたここへ帰ってくるのだろう」という確信めいた予感がありました。目に見える意匠や設えの美しさが期待を遥かに超えていくのはもちろんのこと、この場所には何度でも足を運びたくなる不思議な引力があります。
その引力の正体は、洗練された空間以上に、アンバサダーをはじめとするスタッフの方々が紡ぎ出す温かなホスピタリティに他なりません。つかず離れずの心地よい距離感と、言葉の端々に滲む細やかな気配り。
このホテルが持つ真の価値は、建物そのものだけでなく、そこに携わる「人」が作り出す優しく凛とした空気感の中にこそ宿っているのだと深く実感させられます。
今回は体験しきれなかった館内のアートツアーや、季節ごとに移ろいゆくアクティビティなど、まだ見ぬ魅力が無数に隠されているHOTEL THE MITSUI KYOTO。一度の滞在では到底味わい尽くせないその奥深さが、次なる旅の理由を静かに用意してくれています。
記憶に深く刻まれる、京都の聖域へ
歴史の息吹と現代の洗練、そして人の温もりに包まれるHOTEL THE MITSUI KYOTOでの時間は、日常を忘れ、自分自身を取り戻すための特別な旅の記憶となるはずです。
あなたにぴったりのプランを見つけて、心解きほぐされる至福のステイをご計画ください。
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HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)の周辺情報
世界遺産・元離宮「二条城」
世界遺産でもある二条城は、徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城したものです。HOTEL THE MITSUI KYOTOから見えますが、ホテルの出口は反対方向なので、徒歩の場合9分ほどかかります。
コンビニ「セブン-イレブン 京都小川御池店」
近くのコンビニは、セブン-イレブン 京都小川御池店になります。ホテルからは徒歩4分ほどになります。
アクセス|HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)
HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)
〒604-0051 京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
電話番号:075-468-3100
- 地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口徒歩3分
- 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅 2番出口徒歩10分
- 京都駅からホテルまでタクシーで約15分
駐車場


| 料金 | 一泊あたり 4,000円(宿泊者) |
|---|---|
| 駐車時間 | 24時間出入庫可能 |
| 駐車スペース | 車長 5.3 m 車幅 1.9 m 車高 1.9 m |
| 駐車場台数 | 屋外&機械式 23 台 |
| バレーサービス | あり(有料) |
基本情報|HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都)


| ホテル名 | HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井京都) |
|---|---|
| 住所 | 〒604-0051 京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284 |
| 電話 | 075-468-3100 |
| チェックイン / アウト | チェックイン:15:00 / チェックアウト:12:00 |
| 駐車場 | 23台 |
| 公式サイト | https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/ |
HOTEL THE MITSUI KYOTOの喫煙所


HOTEL THE MITSUI KYOTOの喫煙所は、ロビー向かって右手に少し進んだところに喫煙所があります。
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※ホテルの情報は、宿泊した時点での情報になりますので公式サイトをご確認ください。




























































