一歩足を踏み入れれば、そこは古都の記憶とモダンが共鳴する聖域。
鴨川のほとりに佇む『ザ・リッツ・カールトン京都』は、単なるラグジュアリーホテルではありません。
エントランスを抜け、回廊を流れる水のせせらぎに身を委ねた瞬間。日々の喧騒で浅くなっていた呼吸がすっと深くなり、眠っていた五感が、静かに目覚めていくのを感じるはずです。
ここでは、不思議な感覚が心を満たします。洗練された空間に背筋が伸びる心地よい緊張感と、すべてを包み込んでくれるような安らぎ。チェックインからチェックアウトまでの時間は、その二つが静かに共鳴し、乱れていた精神を本来の場所へと『調律』してくれる、至福のプロセスでした。
かつての邸宅を思わせる静謐な空間、組子細工が織りなす光と影。
私がこの場所で出逢った、美意識が宿る滞在の記録。その断片が、あなたの次の旅を彩る一助となれば幸いです。
京都の美意識に抱かれ、眠っていた感性が呼吸を始める場所―ザ・リッツ・カールトン京都
エントランスを抜け、外界とを隔てる回廊へ足を踏み入れた瞬間。耳に届く清らかな水の流れに、日々の喧騒で強張っていた心が静かに解きほぐされていくのを感じます。館内には、京都の伝統美と現代の洗練が融合した、静謐なる空間が広がっています。


ここで過ごす時間は、単なる『ホテルでの滞在』を超えた不思議な体験でした。洗練された空間に背筋がすっと伸びる心地よい緊張感と、すべてを包み込んでくれるような『ふっ』とする安らぎ。チェックインからチェックアウトまで、その二つが静かに共鳴し、乱れていた精神が本来の場所へと『調律』されていく。そんな特別な感覚に包まれます。
視覚、音、香り、そして凛とした空気感。五感のすべてが調和したこの場所で、あなたの感性も静かに目覚めていくはずです。
光と影が織りなす凛とした結界。七宝模様の白土が導くコリドー


エントランスを抜け館内へ足を踏み入れると、そこは幻想的な光と影のコントラストが支配する凛とした空間。視界に飛び込んでくるのは、圧巻のスケールで壁一面に施された「七宝模様の白土」です。


落ち着いた間接照明がその美しい陰影を浮かび上がらせ、静寂に包まれたこのコリドー(通路)を歩くたびに、自然と背筋がすっと伸びる心地よい緊張感に包まれます。ここから始まる滞在への期待が、極限まで高まる瞬間です。
荘厳な扉の先へ。時を刻む松の盆栽と、空間に息づくアートピース


凛としたコリドーを抜け、大きな荘厳な扉が開かれた瞬間。そこには先ほどまでの静けさから一転、息を呑むほど豪華絢爛な空間が広がり、一気に気分が華やぐのを感じるはずです。
ロビーでゲストを出迎えるのは、堂々と鎮座する見事な松の盆栽。自然の生命力と職人の途方もない時間が刻まれたその姿は、この場所が外界とは違う「特別な時」を刻んでいることを無言で教えてくれます。


さらに館内を歩けば、名和晃平氏のクリスタルビーズで覆われた「琵琶」をはじめとする、約400点もの美術品と出逢うことができます。特筆すべきは、それらのアートピースが決して主張しすぎることなく、リッツ京都の洗練された空間美に見事に溶け込んでいること。


建築と美術が一体となりながらも、確かな存在感を放つ作品たち。まるでひとつの巨大な美術館に滞在しているかのような、知的好奇心を満たす静謐な時間がここには流れています。
五感に染み渡るウェルカムドリンクと、至高のホスピタリティ


館内に入った瞬間から、視界のどこを切り取っても絵になる洗練された空間が続きます。その美しさに心を奪われながらロビーへと腰を下ろすと、そこから始まるのは、五感を優しく満たすチェックインのひとときです。
長旅の疲れを労うように提供されるのは、香り高い日本茶と、季節の移ろいを感じさせる上品な和菓子。甘く深い味わいが喉を潤し、身体の隅々にまで染み渡っていくのを感じながら、ふと大きく息を吐き出せば、もうすっかり日常からは切り離されています。


ここで特筆すべきは、リッツ・カールトンのスタッフの方々が魅せる、その絶妙な距離感とホスピタリティです。単に格式高く丁寧なだけでなく、どこか「気さく」で温かな空気を纏った会話が、到着時の心地よい緊張感をすっと解きほぐしてくれます。
お茶の香りに包まれながら、翌朝の朝食の希望や滞在中の細やかなリクエストを伝える時間は、決して事務的な手続きではありません。それは、これから始まる「自分だけの滞在の記録」を、スタッフとともに丁寧にデザインしていくような贅沢な時間。
すべての要望を温かく汲み取っていただき、期待に胸を膨らませながら客室へと案内される頃には、心も身体もすっかり京都の美意識に馴染んでいることに気づくはずです。
光と影が織りなす「組子細工」の装飾―五感を研ぎ澄ます空間美


チェックインを終え、客室へと向かう道程。そこは歩みを進めるごとに、視覚をはじめとする五感が心地よく刺激される特別な時間です。ロビーの盆栽や点在する美術品の余韻を感じながら奥へと進むと、空間を静かに彩る「組子細工」の装飾に目を奪われます。


壁や天井に緻密に施された木組みの意匠は、圧倒的なラグジュアリー空間の中に、凛とした「和」の息吹をもたらしています。それは単なる京都らしさの演出ではなく、この土地が育んできた文化や格式を深く敬愛し、現代に紡ぐ「温故知新」の美学そのもの。
中でもひときわ心を奪われるのが、エレベーターホールやエレベーター内の天井、そして客室へと続く廊下に施された組子細工です。


間接照明の光が幾何学模様を通り抜け、床や壁に落とす柔らかな影。光と影が織りなすその美しいコントラストの下を歩いていると、日常の雑念が静かに削ぎ落とされ、自分自身の感性が研ぎ澄まされていくのを感じます。
どこを切り取っても妥協のない美意識。客室の扉を開けるその瞬間まで、胸の高鳴りと心地よい緊張感が途切れることはありません。
窓一面に広がる鴨川のパノラマ。伝統美と安らぎが共鳴する至高の客室
廊下の静けさの余韻を残したまま、客室の重厚な扉を開けた瞬間。ふわりと品の良い香りが漂う空間の先に待っていたのは、窓の枠をそのまま額縁にしたような、鴨川のパノラマビューでした。


今回滞在した「グランドデラックス カモガワリバービュー」は、50平米を超えるゆとりある空間に、京都の悠久の自然とモダンな意匠が見事に溶け合った、まさに至高の特等席です。
室内を見渡して気づくのは、視界を遮るものがないよう、ベッドやソファーなどの家具があえて低めに設えられているという計算された美学。窓際のゆったりとしたソファーに深く腰を下ろし、目の前を流れる鴨川の水面や東山の稜線を眺めていると、まるで川のほとりに座っているかのような不思議な錯覚に陥ります。


館内で感じていた「背筋が伸びるような心地よい緊張感」が、ここで景色と交わり、「ふっ」と深い安らぎへと変わっていくのを感じるはずです。
もちろん、室内にも廊下から続く「温故知新」の息吹が満ちています。壁面にあしらわれた精緻な組子細工や、京都の職人技が光る調度品の数々。夕暮れ時には行燈(あんどん)の柔らかな光が灯り、部屋全体が美しい陰影に包まれます。


特筆すべきは、その圧倒的な「静寂」です。目の前には雄大な鴨川が流れ、ただ静かに光と影の移ろいだけがそこにある。それは、日常の中で忘れかけていた感性を取り戻し、自分自身の精神を深く調律していくための、魔法のような時間でした。
その安らぎをさらに深めてくれるのが、テーブルにそっと添えられたウェルカムアメニティです。


季節のフルーツ、手書きのメッセージカードなどが美しく並べられ、ゲスト一人ひとりを歓迎する温かな心遣いが伝わってきます。
もちろん、室内にも廊下から続く「温故知新」の息吹が満ちています。壁面にあしらわれた精緻な組子細工や、京都の職人技が光る調度品の数々。夕暮れ時には柔らかな光が灯り、部屋全体が美しい陰影に包まれます。
ウェルカムスイーツを味わいながら、ただそこにある静かな景色の移ろいを眺める。それは、日常の中で忘れかけていた感性を取り戻し、自分自身の精神を深く調律していくための、魔法のような時間でした。
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美食の迷宮―ザ・リッツ・カールトン京都で味わう至福のダイニング
静寂に包まれた客室から一歩外へ踏み出せば、そこには五感を刺激する「美食の迷宮」が待ち受けています。ザ・リッツ・カールトン京都のダイニング体験は、単なる食事の時間を超え、京都の豊かな食材と世界レベルの技が交差する芸術の領域です。
和食「水暉(みずき)」からイタリアン「ラ・ロカンダ」、そして「ピエール・エルメ・パリ」の至極のスイーツまで。それぞれの空間は異なる世界観を持ちながらも、共通しているのは緻密に計算された美しい空間演出です。


間接照明の光と影が立体的に浮かび上がらせる職人の流れるような所作や、窓の外に広がる枯山水の庭園。席につき、その情景を眺めているだけで、これから始まる食の体験への期待が静かに最高潮へと達します。


作り手の哲学と、京都という土地が育んだ恵みへの深い敬意。一口ごとに新しい発見があるこの迷宮で、舌だけでなく心まで満たされる至福のひとときが幕を開けます。
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感性がとろける午後の儀式。ピエール・エルメ・パリが彩る甘美な物語


館内を包む静寂にすっかり心が馴染んだ頃、ふと立ち寄りたくなるのが「ザ・ロビーラウンジ」です。町家建築の意匠を取り入れた、光と影が美しく交差するこの空間で待っているのは、日常を完全に忘れさせてくれる甘美なひととき。
テーブルに運ばれてくるのは、「ピエール・エルメ・パリ」が手掛ける芸術品のようなスイーツたちです。目の前に置かれた瞬間、その宝石のような美しさに思わず感嘆の息が漏れるはずです。


京都の伝統的な美意識と、パリのエスプリが見事に融合した一皿。一口味わえば、繊細な食感と幾重にも重なる豊かな香りが広がり、研ぎ澄まされていた感性が心地よく「とろけていく」のを感じます。
それは単なるティータイムではなく、流れる時間を丁寧に味わうための大切な午後の儀式。このラウンジで出逢った至福の記憶については、以下のページで詳しく綴っています。
パリと京都が交差する午後。ピエール・エルメ・パリのアフタヌーンティー体験
地下に潜む静寂の聖域。心身を深く「調律」するヒーリングプール


館内設備の中でも、特筆すべきは地下に広がるプールエリアの存在です。エレベーターを降り、スパエリアへと足を踏み入れると、そこは外界の光や喧騒が一切届かない、静寂の聖域。


ほのかな間接照明が揺らぐ水面を照らし出し、壁面を伝い落ちる滝の心地よい水音が、空間全体に響き渡ります。ここは単に「泳ぐため」の場所ではありません。水の揺らぎに身を委ね、五感を研ぎ澄ますためのメディテーション(瞑想)空間です。


扉を開けると、心地よい熱気とふわりと漂う深い香りが全身を包み込みます。静かな空間でじっくりと汗を流していると、強張っていた筋肉が解け、日々の疲れが芯から溶け出していくのを感じるはずです。
温水プールの心地よい浮遊感と、サウナの深い温熱。その二つがシームレスに交差するこの地下の聖域で過ごす時間は、滞在を通して研ぎ澄まされてきた精神を、最後の仕上げとして完璧に「調律」してくれる究極のリフレッシュ体験でした。
昼の静謐と夜の艶やかさ。表情を変える「雅」な館内散策


ザ・リッツ・カールトン京都の真の魅力は、時間とともに移ろいゆく館内の「表情」にあります。一歩一歩踏みしめるごとに、昼と夜で全く異なる「雅」の世界に出逢える、贅沢な館内散策。


陽が昇る昼下がり、館内を包み込むのは、どこまでも清らかな静謐さです。障子から透ける光が組子細工の影を床に落とし、水の回廊を流れる水面がキラキラと反射して、空間全体に生命力を吹き込みます。この時間帯の散策は、まさに心を「無」にし、研ぎ澄まされた美意識に浸るためのもの。
しかし、ひとたび陽が落ちれば、空間は一変して「艶やかな夜」の装いへと変わります。


暖色の間接照明が、昼間は見えなかった陰影を深く描き出し、館内に点在するアートピースは、スポットライトを浴びてより一層の存在感を放ち始めます。静寂の中に漂う、どこか神秘的で色気のある空気。その艶やかな雰囲気に包まれながら歩いていると、まるで平安貴族の邸宅に招かれたような、非日常の極致に誘われます。


昼の静謐に背筋を伸ばし、夜の艶やかさに心を委ねる。この光と影の移ろいそのものが、リッツ京都が贈る最高の芸術作品。ただ館内を歩くだけで、時を忘れて自分自身の感性が耕されていく。そんな贅沢な散策の記録を、ここに記しておきます。
ザ・リッツ・カールトン京都で迎える「心満たされる朝食」


柔らかな光が差し込む朝の鴨川。清々しい空気とともに目覚めた後に待っているのは、五感のすべてを優しく呼び起こしてくれる「心満たされる朝食」の時間です。
ザ・リッツ・カールトン京都の朝食は、イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」、または日本料理「水暉(みずき)」のいずれかで愉しむことができます。今回は、心静かに一日を始めたく「水暉」での和朝食を選択しました。


膳の幕開けを告げる先付けから、その繊細な仕事ぶりに心が解けていきます。なかでも愉しみにしていた「西京焼き」は、期待を遥かに上回る滋味深い味わい。どの一品をとってもクオリティが極めて高く、一口ごとに「毎日でもいただきたい」と願わずにいられないほど、完成された美味しさが並びます。


また、和食を選んだ際も、併設されたパンのビュッフェを愉しめるのがこのホテルの贅沢なところ。そこに並ぶのは、世界中の美食家を虜にする「ピエール・エルメ・パリ」のクロワッサンです。サクッとした繊細な層から溢れ出す芳醇なバターの香りは、まさに至福の余韻。


今回はマリオット・ボンヴォイのプラチナ特典により、この上質な朝食を無料でいただくことができました。和・洋の垣根を超え、すべてにおいて高い満足度で満たされるザ・リッツ・カールトン京都の朝。この朝食を終える頃、心も身体も完全に整い、新しい一日を丁寧に歩み出す準備ができているはずです。
私が実際に堪能した、心に響く朝食の細やかなディテールについては、以下のページで詳しく綴っています。
世界一のクロワッサンと、心に響く和朝食。ザ・リッツ・カールトン京都で迎える最高の朝
結び|ザ・リッツ・カールトン京都で出逢う、一生モノの記憶


ザ・リッツ・カールトン京都はロケーションや館内至る所まで素晴らしいホテルでした。細部に至るまでコンセプトを一貫して大切にしているのを感じます。そのためとても良い思い出になりました。
ホテル自体の素晴らしさはもちろんですが、感じたのはスタッフの方々のホスピタリティの高さです。素晴らしいホテルではありますが、もう一度行きたいと思う理由の一番にスタッフの方々のおもてなしがあります。
京都ということもあり和を感じられる極上空間に加え、誰にでもおすすめしたいホテルです。館内の美術品なども次回はもっと探索したいと思いました。ぜひ、京都に行った際には、古都を感じながらザ・リッツ・カールトン京都に滞在してみてはいかがでしょうか。
Experience this Hotel
あなたも、鴨川のほとりで五感を研ぎ澄ます「調律」の時間を体験してみませんか?
空室状況や最新のプランは、以下よりご確認いただけます。
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マリオットボンヴォイが贈る、ワンランク上の極上ステイ。プラチナ・ゴールドの輝き


プラチナ会員特典とゴールド会員特典があります。今回は、プラチナ会員として滞在しましたが、特に嬉しかったのが、客室のアップグレードと朝食が無料になったことです。客室のアップグレードについては、お部屋の空き状況によります。
プラチナエリート特典
- 客室の無料アップグレード
- レイトチェックアウト(16時まで)
- ウェルカムギフト(マリオットポイント1,000ポイント)
- 滞在ごとに50%のボーナスポイント
- 2名までの朝食が無料
ゴールドエリート特典
- 客室の無料アップグレード
- レイトチェックアウト(14時まで)
- ウェルカムギフトマリオットポイント500ポイント
- 滞在ごとに25%のボーナスポイント
ザ・リッツ・カールトン京都の周辺観光


周辺でおすすめなのが鴨川沿いの先斗町の飲食店街で京料理が楽しめる趣のある飲食店街が立ち並びます。鴨川はもちろんですが、木屋町通り添いの高瀬川や先斗町がおすすめです。
暖かくなると鴨川添いの飲食店は川床もできます。徒歩圏内に京都を感じられて雰囲気があるエリアが多いのでローケーションも最高と言えます。
ザ・リッツ・カールトン京都のアクセス
- 「京都駅」から車で約20分
- 関西空港から車で約120分
- 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車、徒歩約3分
- 京阪本線「三条駅」下車、徒歩約6分
ザ・リッツ・カールトン京都の駐車場


| 料金 | 宿泊者一泊あたり 4,000円 |
|---|---|
| 駐車時間 | 15:00 – 翌12:00 (以降1時間ごとに1,200円) |
| 駐車スペース | 車長 5.3 m 車幅 2 m 車高 2.4 m |
基本情報|ザ・リッツ・カールトン京都


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ザ・リッツ・カールトン京都の喫煙所


ザ・リッツ・カールトン京都の喫煙所は、館内にはなく外のエントランス脇にあります。景観を損ねないスタイリッシュな喫煙所ですね。遠目に分かりずらい工夫がされています。
\ ザ・リッツ・カールトン京都の空室状況と最新の料金を確認する/











































