沖縄の旅で、ふと感じるのが「移動、どうしよう?」という悩み。レンタカーも人気ですが、空港送迎や観光スポット巡りなどでは、タクシーが実はとても便利な選択肢です。
ただし、地元以外の土地では料金の目安や、アプリ配車・予約の仕方がわかりづらいことも。なかには「避けたほうがいい会社」も存在します。
ここでは、安心して、そしてスマートにタクシーを使いこなすための完全ガイドをお届けします。
沖縄タクシーの料金目安と仕組み
沖縄本島の一般的なタクシー料金は、初乗り600円(1.75kmまで)が目安。その後は400mごとに100円ずつ加算されます。深夜・早朝(22時〜翌5時)は約2割増となるほか、迎車料金や高速料金が別途かかる場合もあります。
観光や貸切での目安
観光タクシーや貸切利用では、時間制プランが一般的です。
たとえば
- 3時間:11,000円前後
- 5時間:18,000円前後
- 8時間:27,000円前後
予約時のポイント
- 乗車前に「メーターでお願いします」と伝える
- 深夜料金や高速代の有無を確認
- 貸切プランでは「延長1時間○円」などの条件もチェック
沖縄で使えるタクシーアプリ


今や沖縄でも配車アプリが主流になりつつあります。待ち時間の短縮やキャッシュレス決済ができるため、観光中でもスムーズなのでお勧めです。
主な対応アプリ
- DiDi(ディディ):提携会社が多く、那覇市内〜空港間で利用しやすい
- GO(タクシーが呼べるアプリ):沖縄全域に対応、観光ルートの配車にも対応可能
- Uber Taxi:外国人旅行者にも人気。クレカ決済が便利
- 沖東交通アプリ:地元密着型で中北部エリアにも強い
アプリのメリット
- 料金の目安を事前に確認できる
- 現金不要でスムーズに支払い
- 混雑時でも比較的つかまりやすい
注意点
離島や郊外では対応エリア外の場合もあるため、ホテルや観光地では事前予約をしておくと安心です。
那覇空港送迎タクシーの便利さと料金目安
沖縄旅行のスタート地点・那覇空港からホテルへの移動は、タクシーを使うことでスムーズに始められます。特にスーツケースが多い家族旅行や、深夜・早朝便を利用する際には、空港送迎タクシー(定額または貸切プラン)がとても便利です。
早朝出発や深夜到着の便では、レンタカー会社やリムジンバスの受付時間外となることも多く、「タクシーしか選択肢がない」という場合もあります。事前予約しておけば時間通りに確実に移動できます。
主要サービス紹介:選べる3つの事前手配オプション
NearMe(ニアミー)
特徴
- 那覇空港を拠点に、ホテルまでをつなぐ定額制のシャトルサービス。
- 同方向に向かう乗客と相乗りすることで料金を抑えられる。
- フライト便名を登録しておくと、到着の遅延・変更に自動で追従。
- 予約はアプリまたはWebで完結、24時間体制のサポートあり。
💡おすすめポイント
- 一人旅や少人数旅行に最適。費用を抑えながらも快適な移動が可能。
- キャンセルは前日まで無料(便の遅延・欠航時も柔軟に対応)。
- 空港送迎後にそのまま観光地へ直行できるプランもあり、効率的な移動に◎。
Trip.com(トリップドットコム)
特徴
- 世界180ヵ国以上で展開する大手オンライン旅行サイト。
- 沖縄の空港送迎や観光チャータータクシーも予約可能。
- 日本語・英語・中国語など多言語対応で、海外からの予約もスムーズ。
- 飛行機の遅延やキャンセル時も、事前連絡で柔軟に再調整可能。
💡おすすめポイント
- 海外旅行者や訪日観光客に人気。国際便遅延にも強く、カスタマーサポート対応も迅速。
- 事前決済・領収書発行にも対応しており、経費精算にも便利。
- キャンセル条件はプランにより異なるが、前日〜48時間前までは無料キャンセル可が一般的。
Klook(クルック)
特徴
- 世界的な旅行予約プラットフォームで、沖縄の空港送迎・貸切チャーターに対応。
- 事前決済・定額料金制で、現地精算の手間が不要。
- フライト遅延にもドライバーが柔軟対応(到着時刻を自動追跡する仕組みあり)。
- 日本語サポート・チャット問い合わせも充実。
💡おすすめポイント
- 観光と移動をまとめて予約したい方におすすめ。
- 前日までのキャンセルは全額返金可(プランにより異なる)。
- スケジュール管理がしやすく、旅程変更時もカスタマーサポートがスムーズ。
予約・貸切でゆったり観光


観光タクシーや貸切プランは、沖縄を時間効率よく楽しむためのベストチョイス。
貸切の魅力
- ドライバーが観光ガイド代わりにスポットを案内
- 目的地の順番や滞在時間を自由に設定
- グループ旅行や家族連れでも快適
予約時のチェックリスト
- 出発地・行き先・経由地を明確に伝える
- 高速代・駐車料金が込みか確認
- 車種(普通車/ワゴン/ジャンボ)を指定
旅行前に予約しておけば、到着日からスムーズに観光を始められます。
乗ってはいけないタクシー会社とは?
沖縄でも、一部の地域では「ぼったくり」や「白タク(無許可営業)」の報告があります。
注意すべきポイント
- ナンバープレートが白色(正規は緑色)
- 会社名・電話番号が車体に書かれていない
- メーターを使わない、料金が曖昧
- 領収書を出さない
こうした車両は避けましょう。配車アプリ経由や、ホテル・空港のタクシー乗り場から利用するのが安心です。
シーン別おすすめの使い方


| シーン | おすすめ利用方法 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 空港→ホテル(那覇〜恩納村など) | 貸切・定額送迎 | 約13,000円〜 |
| 市内の短距離移動 | 通常タクシー or アプリ配車 | 初乗り600円+加算 |
| 観光地巡り | 貸切プラン(3〜8時間) | 約10,000〜27,000円 |
| 深夜・早朝の出発 | 事前予約 or アプリ配車 | 通常料金+割増 |
まとめ
タクシーは「沖縄の時間を有効に使うための移動手段」です。アプリや貸切を上手に使えば、レンタカーがなくても旅はずっと自由になります。
大切なのは、信頼できる会社を選び、料金を把握しておくこと。次の旅では、ぜひタクシーを“旅のパートナー”として活用してみてください。








