ハイアット セントリック 金沢|鼓門の駅前、アートと加賀五彩に染まる旅の拠点を紐解く

ハイアット セントリック 金沢|鼓門の駅前、アートと加賀五彩に染まる旅の拠点を紐解く

鼓門をくぐって2分、アートに満ちた金沢の旅の基地へ。

北陸新幹線が金沢駅のホームに滑り込むと、旅人を最初に迎えるのは、おもてなしの心をかたどった巨大な木の門——鼓門です。その駅を反対側へ抜けて、金沢港口(西口)から歩くこと2分。複合施設・クロスゲート金沢に、2020年に開業したフルサービスのモダンなブティックホテルが、ハイアット セントリック 金沢です。

兼六園、ひがし茶屋街、武家屋敷、21世紀美術館——歩けば角ごとに物語が現れるまちを、身軽に深く歩くための基地。そんな一軒を、公式情報と滞在した人々の声をもとに、ひとつずつ紐解いていきます。

Hyatt Centricというブランド|旅慣れた人のためのブティックホテル

大胆な松の壁画とふかふかのクッションが待つハイアット セントリック 金沢の特等席で心ゆくまでリラックス
出典:公式サイトより

ハイアット セントリックは、常に街の中心に位置することを信条とする、ハイアットのライフスタイルブランドです。大宴会場やクラブラウンジを構える伝統的なグランドホテルとは異なり、ロビーは旅人同士の交流の場として、レストランやバーは地元の人々も集うホットスポットとして設計されます。客室は機能的で過不足のない、コンテンポラリーな設え。

つまりこのホテルの主役は、館内に籠る時間ではなく、扉の外に広がる金沢そのものです。ここは籠るためのリゾートではなく、金沢というまち全体を楽しむための基地。地元の食やスポットの知識が豊富なスタッフが旅をサポートしてくれるのも、このブランドならでは。「どこに泊まるか」より「どう街を楽しむか」を大切にする旅慣れた人にこそ、しっくりと馴染むホテルです。

金沢駅徒歩2分|クロスゲート金沢という新しい顔

煌めく夜景に浮かび上がるハイアット セントリック 金沢の洗練された外観が特別な女子旅の始まりを予感させる
出典:公式サイトより

ホテルが立つのは、金沢駅西口エリアの複合施設・クロスゲート金沢。改札からペデストリアンデッキを歩いてわずか2分という立地は、大きな荷物を抱えた新幹線旅にとって何よりの贅沢です。雨や雪の多い北陸で、駅からほぼ濡れずに辿り着けることの価値は、実際に冬の金沢を旅した人ほど深く頷くところでしょう。

チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりにも対応しており、朝に着いてそのまま身軽に兼六園へ、という動き方が叶います。公式サイトでは混雑時間帯や駅構内コインロッカーの活用まで丁寧に案内されており、「駅前の拠点」としての設計思想が細部まで行き届いています。

世界が見つけた金沢|いま訪れる理由

ハイアット セントリック 金沢から足を延ばして歩きたい情緒あふれる美しい金沢の茶屋街の石畳
出典:公式サイトより

金沢は近年、海外メディアからの評価が急速に高まっています。公式サイトによれば、米国の有力旅行メディア・ナショナル ジオグラフィックの「2025年に訪れるべき世界の旅行先25選」、フランスの女性誌ELLE Franceの「一生のうちに訪れるべき世界8ヵ所」に選出されました。加賀百万石の文化が凝縮したこのまちが、世界基準の旅先として名指しされる時代が来ているのです。

その玄関口に立つこのホテルには、海外からのゲストと日本の旅人が自然に行き交う、心地よい国際性があります。ロビーの空気そのものが、いまの金沢の熱を映す鏡のようです。

アートの館内|100点以上の作品と歩く

伝統的な着物アートが出迎えてくれるハイアット セントリック 金沢のシックな空間でアートな感性を磨く
出典:公式サイトより

館内に足を踏み入れてまず心を掴まれるのは、あちこちに息づくアートの気配です。金沢の伝統的な要素を随所に反映させたインテリアデザインに、100点以上のアートワーク。人と人が、人とアートが、人と文化が交差する場所——それがこのホテルの掲げるコンセプトです。

街全体が美術館のようだと形容される金沢で、ホテルまでもがひとつのギャラリーであること。チェックインからチェックアウトまでの間に、いくつの作品と目が合うか数えてみるのも、このホテルらしい滞在の楽しみ方です。

客室|アートと光に包まれる253室

鮮やかなブルーの壁面アートと金沢の絶景が広がるハイアット セントリック 金沢の客室で心ほどけるリラックスタイム
出典:公式サイトより

客室は全253室。金沢のまちとの繋がりを体感できるアートが溢れる空間で、自然光をたっぷり取り込む大きな窓と、最新のテクノロジーを備えた機能的な設えが特徴です。まちを歩き回る旅の拠点として、過不足なく整えられた部屋は、帰ってくるたびに静かに迎えてくれます。

デジタルキーによるモバイルエントリーや客室内Chromecastなど、ブティックホテルらしいスマートな快適さも揃っています。荷を解いたら、身軽にまちへ。そのための機能美が、この客室の本質です。

スイート|加賀野菜のアートと、まちを見下ろす窓辺

ハイアット セントリック 金沢の広々としたスタイリッシュな客室で暮らすようにくつろぐ贅沢なご褒美ステイ
出典:公式サイトより

客室のなかでも特別なのが、7室のスイートです。加賀野菜を描いたアートワークが飾られたスイートなど、部屋ごとに金沢の物語が織り込まれ、泊まる部屋そのものがこのまちへの入口になります。

最上級のカナザワスイートやシティービュースイートでは、金沢の街並みを見下ろしながら過ごす特別な時間も。まちを歩き尽くした夜、窓辺から眺める金沢の灯りは、その日の記憶をゆっくりと編み直してくれるはずです。

持たない旅へ|サステナブルな滞在の作法

どこを切り取っても絵になるハイアット セントリック 金沢のモダンなインテリア空間でセンスに触れる休日
出典:公式サイトより

このホテルには、予約前に知っておきたい大切な作法がひとつあります。廃棄物削減の取り組みとして、ボトルウォーターや使い捨てのアメニティを提供していないのです。客室にはリユース可能な缶タイプの水が用意され、飲料水は館内のウォーターステーションで汲むスタイル。歯ブラシなどの日用品は持参が推奨されています。

これを不便と感じるか、旅の姿勢として共感するか。世界の潮流を知る旅人にとっては、むしろこのホテルを選ぶ理由になる哲学です。いつもの旅支度にポーチをひとつ加えるだけで、金沢のまちに負荷をかけない滞在が始まります。

フィットネス|古地図の上を走る24時間ジム

金沢の地図をモチーフにした遊び心あるウォールアートがおしゃれなハイアット セントリック 金沢のフィットネスジムでリフレッシュ
出典:公式サイトより

ウェルネス派には、24時間アクセス可能なフィットネスジムが心強い味方です。壁面を飾るのは、金沢の古地図に金沢マラソンのルートを描いたアートワーク。ヨガマットやウェイトトレーニング備品も完備され、旅先でも身体のリズムを崩したくない人の習慣を支えます。

古地図の上でひと汗かいてから、実際のまちへ走り出す——金沢マラソンのコースをなぞる朝のランニングは、このホテルならではの過ごし方かもしれません。走った後は客室でシャワーを浴びて、身軽に一日を始められます。

アフタヌーンティー|季節ごとに主役を替える午後

金箔をあしらった宝石のような苺のスイーツに心ときめくハイアット セントリック 金沢の至福のカフェタイム
出典:公式サイトより

このホテルを検索する人が朝食と並んで気にかけているのが、FIVEのラウンジで提供されるアフタヌーンティーです。特徴は、季節ごとに大胆にテーマを替えていくこと。世界のチーズを旅するもの、初夏の果実を主役にしたものなど、訪れる時期によってまったく違う世界が広がります。

定番を守るクラシックなホテルのアフタヌーンティーとは一線を画す、遊び心と独創性。だからこそリピーターが生まれ、季節が変わるたびに話題になります。現在のテーマと提供期間は変わるため、予約前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。

FIVE – Grill & Lounge|加賀五彩に由来する、5つの空間

洗練されたデザインと開放感が目を引くハイアット セントリック 金沢のレストランで特別なディナータイムを
出典:公式サイトより

3階のオールデイダイニング「FIVE – Grill & Lounge」。その店名は、石川の伝統工芸である加賀友禅や九谷焼に用いられる「加賀五彩」「九谷五彩」の五と、店内に設えられた異なる5つの空間に由来しています。伝統の色彩をモダンに引き継ぐこの場所が、ホテルの美食の中心です。

北陸ならではの能登ポークや新鮮な魚介など、素材の味を活かしたグリル料理が看板。最大12席の個室も備え、記念日のディナーから気軽なアラカルトまで、シーンを選ばず使える懐の深さがあります。ブラジル発祥のシュラスコに着想を得て、焼き上げた肉を席でカービングする期間限定ランチが登場することもあり、訪れるたびに違う表情に出会えるダイニングです。

ラウンジという居場所|街歩きの句読点

煌めく夜景を背にハイアット セントリック 金沢のムード満点なバーでしっとりと酔いしれる大人の時間
出典:公式サイトより

FIVEに併設されたラウンジエリアは、ランチから軽食、カフェ、イブニングカクテルまで、時間帯と気分に合わせて使える自由な空間です。バーカウンターで好みのテイストをリクエストするもよし、ソファ席で兼六園帰りの足を休めるもよし。待ち合わせやディナー前のアペリティフにも心地よい、街歩きの句読点のような場所です。

クラブラウンジを持たないブティックホテルにとって、誰にでも開かれたこのラウンジこそが「帰ってくる場所」。観光に忙しい金沢の旅だからこそ、こうした余白の時間が滞在の記憶を深くしてくれます。

RoofTerrace Bar|金沢に浮かぶ、屋上の夜

マジックアワーの空と街並みを一望できるハイアット セントリック 金沢のルーフトップテラスで非日常のひとときを
出典:公式サイトより

日が落ちたら、最上階へ。オープンエアのテラスを備えた「RoofTerrace Bar」は、公式が「金沢に浮かぶルーフテラスバー」と表現する、非日常の特等席です。金沢の夜風に吹かれながら、グラスを傾ける時間。駅前の喧騒が足元の光の海に変わり、旅の一日がゆっくりと沈殿していきます。

金沢の市街地でルーフトップの夜を過ごせる場所は貴重です。季節限定のメニューも展開されるので、営業時期や内容は公式の案内をご確認のうえ、天気の良い夜にぜひ組み込んでみてください。

朝食|能登の卵とコシヒカリで始まる金沢の朝

朝から幸せな気分に満たされるハイアット セントリック 金沢の彩り豊かなエッグベネディクトと焼き立てパンの朝食
出典:公式サイトより

朝のFIVEに並ぶのは、石川の恵みを集めたブッフェです。コシヒカリ、能登産の卵、大野の醤油や味噌、そして地場野菜。オムレツやフレンチトーストも評判で、金沢の台所を凝縮したような朝食が、一日の始まりを豊かにしてくれます。

大野とは、金沢港近くに続く醤油蔵のまちの名。朝の食卓に並ぶ調味料ひとつにも土地の物語が宿っていることに気づくと、この朝食はただのホテルブッフェではなく、金沢の食文化への入口になります。朝を大切にしたい方は、宿泊予約の際に朝食付きプランを検討してみてください。

ハイアット ハウス 金沢|隣り合う姉妹との使い分け

暮れゆく空に美しくライトアップされたハイアット セントリック 金沢の外観がロマンチックな夜の始まりを告げる
出典:公式サイトより

このホテルには、壁を接するように隣接する姉妹がいます。キッチン付き客室を備え、長期滞在に適したハイアット ハウス 金沢です。独立したリビングとベッドルーム、暮らすように滞在できる実用的な設え。家族旅行や連泊の金沢ならハウス、街を遊び尽くす拠点ならセントリック、という明快な使い分けができます。

ふたつのハイアットが並び立つ駅前の風景は、金沢という旅先の充実ぶりをそのまま物語っています。どちらを選んでも、鼓門から始まる旅の質は変わりません。変わるのは、部屋で過ごす時間の長さだけです。

過ごし方の提案|鼓門から始まる、アートと歴史の一日

金沢の伝統工芸やこだわりの小物がセンス良く飾られたハイアット セントリック 金沢の館内でアートな世界観に浸る
出典:公式サイトより

このホテルを拠点にした金沢の一日は、こんなふうに描けます。朝はFIVEで能登の卵のオムレツを。午前は兼六園と金沢城公園を歩き、昼はひがし茶屋街で町家の風情に浸る。午後はホテルへ戻ってアフタヌーンティーでひと息つき、夕方は近江町市場か21世紀美術館へ。夜は駅前で加賀料理の夕食を楽しみ、締めくくりはルーフテラスバーの夜風を。

すべての行程の起点と終点に、駅徒歩2分のこのホテルがある安心感。観光の合間に何度でも部屋へ戻れる距離感は、荷物も心も軽くしてくれます。まちを深く歩くための拠点として、これ以上の場所はなかなかありません。

旅の日程が決まったら|季節のテーマと、7室の窓辺を

金沢の夜景とモダンな和のアートが調和するハイアット セントリック 金沢の客室で誰にも邪魔されないご褒美ステイ
出典:公式サイトより

世界からの注目が高まる金沢は、桜の兼六園、夏の祭り、雪吊りの冬と、季節の見どころごとに予約が集中するまちです。日程が決まったら、まず客室の確保を。とりわけ7室しかないスイートは、金沢の街並みを見下ろす窓辺ごと指名する価値があります。

あわせて、アフタヌーンティーは季節ごとにテーマが替わるため、訪れる時期の内容を公式サイトで確かめてから席を予約しておくと、午後の計画が決まります。RoofTerrace Barで屋上の夜まで描くなら、営業期間も同じタイミングで確認を。隣のハイアット ハウス 金沢と旅のスタイルで泊まり分ける使い方も、駅前ならではの選択です。

予約は、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルを横に並べて総額で見比べるのが確実です。同じ客室でも、掲載されるプランと総額が違ってくるためです。

  • 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
  • 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール(編集部おすすめ)
  • Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味

鼓門の駅前で、100点以上のアートと歩けるブティックホテルは、金沢でこの一軒だけです。兼六園の朝を歩き、季節のアフタヌーンティーで午後を過ごす金沢を思い描いたなら、新幹線の予約と一緒に、この窓辺の一室を一休で先に押さえてしまいましょう。

結び|まちに出るための、美しい理由

金沢の伝統とモダンが交差するハイアット セントリック 金沢のロビーラウンジで日常を忘れる癒やしのひとときを
出典:公式サイトより

ハイアット セントリック 金沢は、館内で完結する滞在を提案しません。その代わりに、金沢というまちへ出かけるための最高の理由と、帰ってくるための心地よい場所を用意しています。アートに満ちたロビー、加賀五彩の名を継ぐダイニング、屋上の夜風。そのすべてが、旅人の背中をそっとまちへ押し出す仕掛けです。

世界が金沢を見つけたいま、この駅前のブティックホテルから始まる旅は、きっと想像より深いところへ連れて行ってくれます。次の週末、新幹線に乗る理由。答えはもう見えているのではないでしょうか。

もっと深く知る

アクセス|ハイアット セントリック 金沢

JR金沢駅の金沢港口(西口)から徒歩2分。北陸新幹線で東京方面から、特急やしらさぎ・サンダーバード乗り継ぎで関西・中京方面から、いずれも金沢駅に着けばすぐの距離です。ペデストリアンデッキ経由でクロスゲート金沢へ直結する動線のため、雨や雪の日も快適に移動できます。

車の場合は、隣接するNPC24Hクロスゲート金沢金沢駅西口時計駐車場が利用できます(有料)。駐車料金や宿泊者向けの取り扱いは変わる場合があるため、最新の情報は公式サイトの駐車場・交通アクセスページをご確認ください。

基本情報|ハイアット セントリック 金沢

項目内容
名称ハイアット セントリック 金沢
所在地石川県金沢市広岡1-5-2
ブランドハイアット セントリック(ワールド オブ ハイアット参加)/2020年開業
客室数253室(うちスイート7室)
チェックイン15:00
チェックアウト12:00(公式サイト要確認)
主な施設FIVE – Grill & Lounge(3階)、RoofTerrace Bar(最上階)、フィットネスジム(24時間)、イベント会場・宴会場、ウォーターステーション
駐車場隣接提携駐車場あり(有料)

※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、ホテル公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年9月時点)。料金・営業時間・アフタヌーンティー等のメニュー内容は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

参考になったらシェアしてください!