ハイアット ハウス 金沢|金沢駅の隣で、暮らすように泊まる数日間

ハイアット ハウス 金沢|金沢駅の隣で、暮らすように泊まる数日間

金沢に、もうひとつの家を持つ。鍵を開けるたび、旅が暮らしに変わる。

金沢駅の金沢港口を出て、屋根のある通路を2分ほど歩くと、複合施設クロスゲート金沢の一角にハイアット ハウス 金沢の入口があります。2020年8月、隣のハイアット セントリック 金沢と同時に開業した、日本初上陸の長期滞在型ブランド。3階から7階に全92室、そのほとんどにキッチンが備わります。

一泊なら観光の拠点として、三泊なら加賀野菜を買って部屋で朝を作る宿として、その先は金沢の住人として。——そんな滞在を叶えてくれる一軒を、公式情報と滞在した人々の声をもとに、ひとつずつ紐解いていきます。

旅の途中で、いちど暮らしに戻れる場所

ハイアット ハウス 金沢の洗練されたラウンジ。間接照明のやさしい光に包まれながら、ふかふかのソファで日常を忘れてゆったりとくつろぐ夜のひととき
出典:公式サイトより

長い旅で疲れるのは、移動そのものより、自分のペースを手放し続けることです。決まった時間の朝食、外で済ませる食事、部屋に戻れば片づける荷物。ホテルの快適さは、時に暮らしのリズムを奪います。

ハイアット ハウスは、そのリズムを返してくれる設計です。客室にはキッチンと冷蔵庫、電子レンジ、食器が揃い、館内には24時間営業のマーケット。近江町市場で買った魚を部屋で焼き、ラウンジでワインを注いで戻る。連泊するほど、ホテルは家に近づいていきます。

自宅のようなアメニティ、隣人のようなサービス、モダンな住宅のようにデザインされた空間。公式が掲げる「もうひとつのハウス」という言葉は、そのまま滞在の実感になります。

駅の隣に住むということ、雨も雪も屋根の下

陽の光が心地よいハイアット ハウス 金沢のオープンテラス。緑あふれる開放的な空間で、友人とおしゃべりしながらリフレッシュする休日の午後
出典:公式サイトより

金沢駅金沢港口に隣接し、クロスゲート金沢の商業施設と同じ棟に入っています。改札からホテルまでは屋根に守られ、雨と雪の多い北陸の冬でも、荷物を濡らさずにたどり着けます。

駅の隣という立地は、観光の拠点としてもよく効きます。兼六園や長町武家屋敷跡、大野地区へはいずれもバスや車で短い距離。夜に戻ってくれば、駅ビルと商業施設の灯りの中に自分の部屋があります。

フィットネスルームの窓からは、金沢駅を行き交う電車が見えます。早朝や深夜に身体を動かしながら、新幹線の入線を眺める。駅に住む人だけが手にする、少し風変わりな眺めです。

ハイアット セントリックとハイアット ハウス、どっちを選ぶ?

暮れゆく街に美しく輝くハイアット ハウス 金沢の外観。金沢の新しい拠点として、洗練されたステイへの期待が高まるドラマチックな夕暮れ時の風景
出典:公式サイトより

同じ敷地に並ぶ2軒は、性格がはっきり違います。ハイアット セントリック 金沢は、館内に100を超えるアートワークを配し、ルーフトップバーとレストランを持つフルサービスのライフスタイルホテル。街を楽しむ人の宿です。

ハイアット ハウス 金沢は、キッチン付きの客室と共有ラウンジで、暮らす人の宿です。館内の飲食はHレストランの朝食とHバーに絞られ、昼と夜の食事は部屋で作るか、街へ出るか、隣のセントリックへ渡ります。

一泊で金沢の夜を華やかに過ごしたいならセントリック、二泊以上で自分のリズムを守りたいならハウス。隣り合っているぶん、迷ったら旅のかたちで決めるのがいちばん自然です。同じ敷地の姉妹館はハイアット セントリック 金沢で紐解いています。

キッチンの手前にベッドがある、四つのかたちの部屋

まるで暮らすように滞在できるハイアット ハウス 金沢のツインルーム。あたたかな照明と使い勝手の良いキッチンが完備され、心からリラックスできるプライベート空間
出典:公式サイトより

客室は大きく分けて、28㎡の「デン キング」、41㎡の「キッチン スタジオ」、53㎡の「キッチン コーナー スイート」、54㎡の「キッチン スイート」の4タイプ。全92室のうち20室がスイートで、リビングと寝室が独立した間取りになります。

ハイアット ハウス 金沢の客室に備えられたスタイリッシュなキッチンとダイニング。お気に入りの食材を買い込んで、自分たちだけの特別なディナータイムを楽しむ夜
出典:公式サイトより

いちばんの基本形はキッチン スタジオです。ツインのベッドにソファ、そしてキッチン。短い滞在でも、朝にコーヒーを淹れ、買ってきた惣菜を温める余裕があります。家族や友人と泊まるなら、ソファベッドのあるスイートやツインベッド2台に加えてダブルを備えた2ベッドルームのキッチンスイートへ。

ペットと旅する人のために、ドッグフレンドリーのスタジオが用意されています。10kg以下の小型犬1匹まで、ケージや犬用食器、ベッド、トイレトレーまで備え、同意書への署名が条件です。それ以外の客室はペット不可という線引きも、事前に知っておきたいところです。

ワイングラスを傾けながら優雅な時間を過ごすハイアット ハウス 金沢の広々とした客室。アイランドキッチンと開放的なリビングで、暮らすような贅沢な金沢ステイを満喫
出典:公式サイトより

洗濯機付きのスイートと館内のランドリー、そして21泊以上の長期滞在者向けのプログラム。部屋の設えは、日数が増えるほど価値を増していきます。

三階のラウンジで、滞在中のドリンクは自由に

やわらかな朝日が差し込むハイアット ハウス 金沢のダイニング。開放感あふれる空間で、美味しい朝食とともに始まる特別で心弾む一日のスタート
出典:公式サイトより

この一軒でいちばん語られるのが、3階ロビーエリアのフリードリンクです。宿泊者は滞在中、ソフトドリンクにビール、ワインまでを11時から20時のあいだ自由に楽しめます。観光から戻った午後、部屋に上がる前にグラスを一杯。それだけで夕方の空気が変わります。

ラウンジは席にコンセントとUSBポートが備わり、コワーキングや少人数のミーティングにも使われる場所です。Hバーは外来の人もチケットで利用でき、宿泊者だけの特権が、街の人と分かち合う空間にもなっています。

ラウンジの隣にはウォーターサーバーと電子レンジ、そして24時間開いているHマーケット。夜遅く着いても、スナックと飲み物を手に部屋へ戻れます。

焼きたてのオムレツで始まる、宿泊料金に含まれた朝

朝食はHレストランで、宿泊料金に含まれています。作りたてのオムレツなど温かい料理を用意し、シンプルながら活力を与える朝を謳うのが、このブランドの朝食の考え方です。

ハイアット ハウス 金沢で味わう色鮮やかでご褒美のような朝食メニュー。とろけるエッグベネディクトや焼きたてのパンが並び、心も体も満たされる幸せな朝のテーブル
出典:公式サイトより

華やかなビュッフェで一日を始めたい朝には、隣のハイアット セントリック 金沢のレストラン「FIVE – Grill & Lounge」で朝食をとれる宿泊プランも用意されています。3階の中庭を渡ればすぐの距離で、石川の食材を並べたブッフェが待っています。同じ敷地の姉妹館だから叶う組み合わせで、予約時にプランの朝食会場を確かめておくと、朝の景色を自分で選べます。

ハウスの朝食は、暮らしの延長にある朝。手早く食べて金沢の街へ出るための、無理のない一皿です。

キッチンのある部屋なら、朝を自分で作る日があってもいい。市場で買った干物と、駅で買ったパン。朝食会場と部屋のキッチンを日替わりで使い分けられるのが、この一軒の朝の自由です。

持参するものを知っておく、ハウスの流儀

ハイアット ハウス 金沢は、廃棄物削減の取り組みとして、ボトルウォーターと使い捨てのアメニティを提供していません。館内のウォーターステーションで水を汲み、必要な日用品は持参する前提です。客室には再利用できるアルミ製のボトルが用意されています。

部屋着やパジャマの用意については公式サイトの案内を確認しておくと安心です。ホテルというより、整った部屋を借りるという感覚で荷物を組むと、この一軒はいちばん心地よく使えます。

チェックインは15時から。新幹線の到着に重なる午後3時から5時は混み合うため、荷物を預けて街へ出るか、駅構内のコインロッカーを使う案内が公式に出ています。午前11時半から正午のチェックアウトも混雑するため、エクスプレスチェックアウトの登録が有効です。

旅の日程が決まったら|泊数が増えるほど、部屋の価値が上がる

大きな窓から明るい光が降り注ぐハイアット ハウス 金沢の客室。広々としたソファに腰を下ろし、コーヒーの香りに包まれながらのんびりと過ごす贅沢な朝時間
出典:公式サイトより

この一軒を選ぶ理由が「暮らすように泊まる」ことなら、予約で決めるべきは日付の前に泊数です。二泊からキッチンが働き始め、三泊を超えると洗濯機付きのスイートの意味が見えてきます。

実務として、ドッグフレンドリーのスタジオは室数が限られ、同意書が必要です。家族で2ベッドルームを狙うなら早めに。ホテルには専用駐車場の案内がなく、クロスゲート金沢の提携駐車場を使う形になるため、車の旅は事前に駐車場の条件を確認しておきましょう。

予約は、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルを横に並べて総額で見比べるのが確実です。同じ客室でも、掲載されるプランと総額が違ってくるためです。

  • 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
  • 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール(編集部おすすめ)
  • Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味

92室のうちスイートは20室。連泊の予約は先に入るぶん、週末とつなげる日程ほど早く埋まっていきます。駅の隣で暮らす数日間を思い描いたなら、新幹線の予約と一緒に、このキッチン付きの一室を一休で先に押さえてしまいましょう。

結び|暮らしのリズムを、旅先で取り戻す

ハイアット ハウス 金沢は、見上げるホテルではなく、帰ってくる部屋です。駅の隣で鍵を開け、キッチンで湯を沸かし、3階のラウンジでグラスを傾ける。観光の予定を詰め込まなくても、金沢はその暮らしの窓から少しずつ見えてきます。

一泊なら拠点として、三泊なら住まいとして。泊数を決めた瞬間から、この一軒は姿を変えます。遠くへ行くことではなく、深く休むこと。答えはもう見えているのではないでしょうか。

もっと深く知る

アクセス|ハイアット ハウス 金沢

JR金沢駅金沢港口(西口)に隣接し、複合施設クロスゲート金沢の3〜7階に入ります。駅からは屋根のある通路で徒歩約2分、雨や雪の日も濡れずに到着できます。小松空港からは金沢駅行きのリムジンバスで約40分。

車の場合はクロスゲート金沢や駅西の提携駐車場を利用する形になるため、条件は事前にホテルへ確認を。チェックイン前の荷物預かりのほか、駅構内のコインロッカーの利用も公式に案内されています。

基本情報|ハイアット ハウス 金沢

項目内容
名称ハイアット ハウス 金沢
所在地〒920-0031 石川県金沢市広岡1-5-2
電話076-256-1235(代表)/076-256-1460(予約)
開業2020年8月1日(ハイアット セントリック 金沢と同時開業)
客室全92室(うちスイート20室)。デン キング28㎡/キッチン スタジオ41㎡/キッチン コーナー スイート53㎡/キッチン スイート54㎡/2ベッドルーム キッチンスイート/ドッグフレンドリー スタジオ/アクセシブルルーム
チェックイン/アウト15:00/正午(公式のチェックアウト案内に基づく・要確認)
ダイニングHレストラン(朝食)/Hバー(宿泊者フリードリンク11:00〜20:00)/Hマーケット(24時間)
館内施設24時間フィットネスルーム/ランドリー/コワーキングスペース/ウォーターステーション
アメニティボトルウォーター・使い捨てアメニティの提供なし(持参推奨)
ペットドッグフレンドリー スタジオのみ小型犬1匹(10kg以下)・同意書必要
会員プログラムWorld of Hyatt
所有・運営オリックス所有・ハイアット運営

※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、ホテル公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年9月時点)。料金・営業時間・サービス内容は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。金沢市の宿泊税が別途かかります。

参考になったらシェアしてください!