浅間山をのぞむ光の中で、天然温泉と岩盤に身をあずける。「ふふ」の軽井沢は、太陽の宿だ。
軽井沢駅からタクシーでおよそ10分。別荘地・長倉の緑の奥に、ビタミンカラーの扉が開きます。ふふ 軽井沢 陽光の風は、熱海・河口湖・京都などに展開するスモールラグジュアリーリゾート「ふふ」の軽井沢の一軒。
全24室すべてに天然温泉の風呂と温熱を愉しむ岩盤を備え、公式が掲げる「からだを温めて健康になる」という思想を、部屋の中で完結させた宿です。ミシュランキー2026の受賞も、2026年9月に公式が報告しています。
雲場池のほとりには、もうひとつの「ふふ 旧軽井沢 静養の森」。ふたつの「ふふ」のどちらを選ぶかから、この陽光の宿の滞在を、公式情報と滞在した人々の声をもとに、ひとつずつ紐解いていきます。
「からだを温めて健康になる」という選び方|太陽と呼吸するナチュラルリゾート

軽井沢のラグジュアリーは、格式と静けさで語られることが多い土地です。ふふ 軽井沢 陽光の風が差し出すのは、そのどちらでもなく「陽気さ」です。公式の言葉を借りれば「太陽の光を浴びて、自然と呼吸し、エネルギーをチャージできる場所」。たくさんのハーブに囲まれ、太陽と同じように光が変わるライティング、其処此処に広がるグリーン。ここで過ごすと、自分の治癒力で健康になれそうだと公式が語るとおりの空気です。
「真のラグジュアリーは自然も自分自身も健康であり続けること」。この宿の設計思想は、全室に天然温泉と岩盤を入れ、プライベートで入るサウナを用意し、食事を軽井沢の地の恵みで組み立てるという形で、一貫しています。
湯宿でもホテルでもなく、「健康になって帰る宿」。軽井沢で、そう選びたい方に。
静謐銀嶺の浅間山をのぞむ、長倉の別荘地

宿が立つのは、長野県北佐久郡軽井沢町長倉568-1。軽井沢でほかにない存在感を誇る浅間山を、静謐銀嶺の姿でのぞむ場所です。雄大な山容から大自然のエネルギーを感じられる一方、春夏秋冬、刻一刻と移り変わる美しさが、訪れる人を魅了する山。その麓の別荘地に、宿は静かに佇みます。
旧軽井沢の賑わいからは車でおよそ10分の距離。公式の周辺案内では、軽井沢千住博美術館が徒歩10分、雲場池が車で8分、旧軽井沢銀座が車で10分と紹介されています。観光の軽井沢からほどよく離れ、別荘族の軽井沢の空気の中に泊まれる立地です。
東京駅からは北陸新幹線でおよそ70分、軽井沢駅からタクシーでおよそ10分。車なら碓氷軽井沢ICから一般道でおよそ17分。駐車場は宿泊者無料で24台が用意されています。
ビタミンカラーで陽気になれる24室|全室に天然温泉と岩盤、最上級は87㎡のスイート

客室は全24室。ビタミンカラーのソファや壁面が印象的で、全室でカラートーンが異なります。1階の部屋はガーデンビュー、2階の部屋では山の息吹と陽の光を感じられ、どの季節も室内にグリーンがあふれています。バスルームには天然温泉の風呂と、温熱を愉しむ岩盤。サステナブルに配慮したアメニティも、この宿の思想の一部です。

カテゴリーは五つ。48㎡のワンルームで寛ぐスタイリッシュスイート(キングダブル)、リビングとオープンリビングを備えた58〜59㎡のコンフォートスイート、61〜64㎡のプレシャススイート、天然温泉の「大きな」風呂を持つ72〜75㎡のラグジュアリースイート、そして87㎡のふふラグジュアリープレミアムスイートへ。プレミアムスイートは定員3名、1階の部屋は隣のプレシャススイートとコネクティングで最大5名まで泊まれます。

ツインのベッドは合わせてハリウッドツイン(280cm幅)にでき、お子様との添い寝にも応えてくれます。恋人や夫婦だけでなく、友人と時間を過ごせる部屋の仕掛けがあると公式が語るように、グループの滞在も楽しい設計です。

客室温泉と岩盤、プライベートサウナとスパ|自分に合った方法で温まる

この宿のウェルネスは、大浴場を軸にしていません。軸は、部屋です。全室にしつらえた天然温泉の風呂に浸かり、温熱を愉しむ岩盤に横たわり、誰にも会わずに身体を温める。「お客さまにあった方法でからだを温めて健康になる」という公式の言葉は、その自由さを指しています。
さらに、プライベートで入るサウナと、館内のスパ。温泉、岩盤、サウナ、トリートメントを、その日の身体に合わせて組み合わせられるのが、この宿の「温める」の厚みです。スパのメニューと料金、営業時間は時期により変わりますので、公式サイトでご確認ください。
滞在中に一度、何もせず岩盤に横になる時間をつくってみてください。それだけで、軽井沢の空気の吸い方が変わります。
地の恵みと四季、独自の感性を加えた「軽井沢料理」

食の舞台は、館内のレストランです。浅間山の麓、清らかな水と澄んだ空気に恵まれた軽井沢の食材を、この土地に根付いたフレンチの食文化と日本料理の技法を軸に、独自の感性を加えて仕上げる「軽井沢料理」。公式は月替わりの献立を公開しており、季節ごとに一皿の表情が変わります。

同じ「ふふ」でも、旧軽井沢の静養の森が信州日本料理と鉄板焼きなのに対し、陽光の風はフレンチの技法が主役。二泊してふたつの「ふふ」を食べ比べる「軽井沢のトラベルリレー」を、公式も提案しています。
館内にはラウンジバーもあり、食後の一杯や、温泉のあとの余韻の時間を受け止めてくれます。
ランチとアフタヌーンティー|泊まらない日の、陽光の午後

陽光の風は、宿泊者でなくても、ランチとアフタヌーンティーで訪れることができます。公式に専用の案内ページが用意されており、軽井沢料理をランチのコースで、あるいは午後のアフタヌーンティーで、この光の空間を味わう時間です。
美術館めぐりの合間に、旧軽井沢の散策のあとに。提供時間や内容、予約方法は時期により変わりますので、最新の情報は公式サイトのランチ・アフタヌーンティー案内でご確認ください。宿泊とあわせるなら、チェックイン前の午後にアフタヌーンティー、そのまま部屋の温泉へ、という流れが美しい一日になります。
「陽光の風」と「静養の森」、どっちを選ぶ?|ふたつの「ふふ」の使い分け

「ふふ 軽井沢 どっち」という迷いには、公式の言葉がいちばんの答えをくれます。陽光の風は「陽光のあかり、自然の呼吸」、静養の森は「木洩れ陽のあかり、静養の香り」。前者は浅間山をのぞむ長倉の別荘地で、ビタミンカラーの客室と岩盤・サウナで太陽の光を浴びて活力をチャージする宿。後者は雲場池のほとりの森で、暖炉と床暖房、ウォールナットのシックな客室で静かに休む宿です。
食事も違います。陽光の風はフレンチの技法の軽井沢料理、静養の森は信州日本料理と鉄板焼き。客室の面積は静養の森のほうが一回り広く(59〜113㎡)、4名まで泊まれる部屋もあります。元気になりたいなら陽光の風、静かに整えたいなら静養の森。もうひとつの「ふふ」については、ふふ 旧軽井沢 静養の森で紐解いています。
そして、公式が提案する「軽井沢のトラベルリレー」。ふたつの「ふふ」に連泊して、太陽の一日と木洩れ陽の一日を続けて過ごす。どっちかを選べないなら、それが答えです。
過ごし方|観光を詰め込まず、光と湯のあいだで

この宿の過ごし方は、朝の光から始まります。2階の部屋なら山の息吹と陽の光を感じて目覚め、1階ならガーデンビューの緑の中で。部屋の温泉に一度浸かってから朝食へ向かい、日中は千住博美術館や雲場池、旧軽井沢銀座へ。夕暮れ前には帰ってきて、岩盤とサウナで身体を温め、軽井沢料理の夜へ。
「ふふ」は一つとして同じものはないと公式が語るように、この宿には陽光の風だけの物語があります。ハーブの香り、変わっていく光、其処此処のグリーン。予定を詰め込まず、光と湯のあいだを行き来することが、この宿をいちばん深く味わうコツです。
旅の日程が決まったら|24室の光の宿は、紅葉と冬から埋まる

陽光の風の滞在を選ぶなら、予約の起点は部屋の階と広さです。ガーデンビューの1階か、山の息吹と光の2階か。ふたりなら「大きな」温泉風呂を持つラグジュアリースイート、家族や友人と5名までならプレミアムスイートとプレシャススイートのコネクティング。24室しかない宿ですので、狙う部屋は日程が決まった時点でカテゴリーを指定してください。ハリウッドツインの希望も予約時に。
実務としてひとつ。スパとサウナ、ランチやアフタヌーンティーの席は、宿泊とは別枠の予約です。連泊で静養の森と組み合わせる「トラベルリレー」も、どこで宿泊を予約しても、宿へ直接相談しておくと日程が組みやすくなります。ふふのプレミアムメンバー制度は公式に案内がありますが、会員でなくても予約できますので、初めての方もそのままで。
予約は、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルを横に並べて総額で見比べるのが確実です。同じ客室でも、掲載されるプランと総額が違ってくるためです。
- 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
- 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール(編集部おすすめ)
- Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味
浅間山が銀嶺になる冬と紅葉の秋、24室は驚くほど早く埋まります。光の中で岩盤に横たわる午後と、天然温泉の湯気の朝を思い描いたなら、北陸新幹線の予約と一緒に、この太陽の宿の一室を一休で先に押さえてしまいましょう。

結び|陽光の中で、からだが目覚める

浅間山をのぞむ光、ビタミンカラーの部屋、天然温泉と岩盤の温もり。ふふ 軽井沢 陽光の風の滞在は、静かに休むというより、太陽の光を浴びて元気になって帰る旅です。
遠くへ行くことではなく、深く整えること。次の軽井沢の答えは、もう見えているのではないでしょうか。
もっと深く知る
- ふふ 旧軽井沢 静養の森|雲場池のほとり、暖炉と客室温泉の全20室。木洩れ陽の森で静養する大人のリゾート
- ホテルインディゴ軽井沢 by IHG|暖炉と焚き火と薪火イタリアン。炎とともに過ごす別荘ステイ
- 軽井沢マリオットホテル|部屋に温泉が届く森の一軒で、時間をゆっくりに戻す
- 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン|静けさに、自分を戻す一泊

アクセス|ふふ 軽井沢 陽光の風
ふふ 軽井沢 陽光の風は、長野県北佐久郡軽井沢町長倉568-1に位置します。東京駅から北陸新幹線でJR軽井沢駅までおよそ70分、長野駅からはおよそ30分。軽井沢駅からはタクシーでおよそ10分です。
車の場合は、東京から上信越自動車道経由でおよそ2時間、碓氷軽井沢ICから一般道でおよそ17分。駐車場は屋外24台で宿泊者は無料です。送迎の有無と最新の案内は、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
基本情報|ふふ 軽井沢 陽光の風
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ふふ 軽井沢 陽光の風(FUFU KARUIZAWA) |
| 所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町長倉568-1 |
| 客室 | 全24室・全室に天然温泉の風呂と温熱の岩盤。スタイリッシュスイート48㎡/コンフォートスイート58〜59㎡/プレシャススイート61〜64㎡/ラグジュアリースイート72〜75㎡/ふふラグジュアリープレミアムスイート87㎡(定員3名・コネクティングで最大5名) |
| ベッド | SIMMONS × SLEEPLEASURE(キングダブル200cm×200cm、ツイン140cm×200cm×2・ハリウッドツイン可) |
| 温泉・ウェルネス | 客室温泉、岩盤、プライベートサウナ、スパ |
| ダイニング | レストラン(軽井沢料理=フレンチの食文化×日本料理の技法)、ラウンジバー、ランチ・アフタヌーンティー |
| 駐車場 | 屋外24台・宿泊者無料 |
| 評価 | ミシュランキー2026 |
| 姉妹施設 | ふふ 旧軽井沢 静養の森(雲場池のほとり)、ほか熱海・河口湖・奈良・日光・京都・箱根・東京・城ヶ島 |
| 会員プログラム | ふふ プレミアムメンバー |
※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、宿公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年9月時点)。料金・献立・ランチとアフタヌーンティーの内容・スパのメニューは変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。










