旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン|静けさに、自分を戻す一泊

旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン|静けさに、自分を戻す一泊

旧軽井沢銀座の喧騒から、門をひとつ入るだけで。

軽井沢駅から車で10分足らず。旧軽井沢銀座通りの賑わいを抜けて敷地に入ると、音の量がすっと落ちます。旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトンは、歴史の積み重なった旧軽井沢の中心に佇むライフスタイルホテルです。運営は東急リゾーツ&ステイ。土地の記憶を宿した個性的なホテルを集めるヒルトンのキュリオ・コレクションに名を連ねています。

しかもこの一軒は、私が利用している、ヒルトンをいつでも25%OFFで予約できる会員プログラム・HPCJの対象ホテルでもあります。——観光の拠点にもなり、どこへも行かない一日にもなる。そんな滞在を叶えてくれる一軒を、公式情報と滞在した人々の声をもとに、ひとつずつ紐解いていきます。後半では、この高原の一夜の宿泊料金がいつでも25%OFFになる方法もご紹介します。

旧軽井沢の真ん中で、静けさを手に入れる

軽井沢には、森の奥へ分け入るタイプのリゾートがたくさんあります。それらが差し出すのは、街から離れることで得られる静けさです。この一軒が面白いのは、旧軽井沢の中心という最も賑わう場所にありながら、敷地に入った途端に静かになるという点にあります。

つまりここでは、離れることと近いことを同時に選べます。朝は銀座通りまで歩いて散策し、昼は敷地に戻って何もしない。夕方にもう一度出かけて、夜は静かに眠る。観光の拠点として使いながら、滞在そのものも目的にできる。旧軽井沢という立地でこれを両立させているところが、このホテルを選ぶいちばんの理由です。

旧軽井沢銀座のそばに、門をひとつ

住所は長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5。旧軽井沢のもっとも歴史のあるエリアにあたります。避暑地としての軽井沢は、明治期に外国人宣教師たちがこの高原を見出したところから始まりました。以来、別荘文化と教会と、木立の下を歩く時間がこの土地の骨格をつくってきた。その中心に建つホテルであることが、このホテルの性格を決めています。

キュリオ・コレクションというブランドは、その土地ならではの物語を持つ個性的なホテルを集めたヒルトンのコレクションです。画一的な設えではなく、その場所にしかない何かを持っていること。旧軽井沢という土地に、静けさと洗練を掛け合わせて建てられたこのホテルは、まさにその条件に応えています。館内には結婚式のためのチャペルも設けられ、この土地で人生の節目を迎える人々を迎え続けています。

スーペリアからKIKYOスイートまで、選べる客室タイプ

客室は7つのタイプに分かれています。スーペリアルームを起点に、バルコニー付きのデラックスルーム、中庭に面したバルコニー付きコートヤードデラックスルームへと続きます。その上にプレミアムルーム、そして畳のコーナーを備えたプレミアムルーム with Tatami corner。最上位には、コートヤードスイートルームとKIKYOスイートルームが控えます。

同じ館内でも、棟や階によって見える景色と静けさの質が変わります。公式サイトには部屋タイプごとの位置と特徴を整理したページが用意されていますので、予約の前に一度目を通しておくと、後から「あちらの部屋にすればよかった」と思うことがありません。この規模のホテルで、そこまで開示してくれるのは親切なつくりだと思います。

靴を脱いで足を伸ばせる、畳とバルコニーのある客室

このホテルの客室で目を引くのが、プレミアムルーム with Tatami corner です。洋の設えのなかに畳のコーナーが差し込まれていて、靴を脱いで足を伸ばせる場所が部屋のなかにある。旅先で身体がほどけるかどうかは、こうした小さな居場所の有無で決まります。軽井沢という土地の、木と紙と土でできた別荘文化に、そっと接続するような設計です。

バルコニーを備えた客室があるのも、高原のホテルらしいところです。朝、まだ空気の冷たい時間に外へ出て、木々の匂いのなかで一杯のコーヒーを飲む。それだけのために早起きする価値があります。中庭に面したコートヤードのタイプなら、視線が抜けすぎず、囲まれた安心感のなかで過ごせます。

何もしない時間のために、中庭とラウンジ

館内の中心には、コートヤードと呼ばれる中庭があります。建物に囲まれた緑の空間は、外の通りの気配を遮りながら、空だけをまっすぐに見せてくれる。予定を入れない時間をどこで過ごすかは、滞在の質を決める大きな要素です。この中庭は、そのための場所として設けられています。

1階には「THE LOUNGE」があります。読書をしたり、同行者と話したり、ただ座って外を眺めたり。部屋にこもるのでもなく、街へ出るのでもない、その中間の居場所です。宿泊者には貸し出しのアメニティーやアイテムも用意されていますので、忘れ物があっても慌てずに済みます。ショップとビジネスセンターも1階に揃っています。

信州の旬を受け取る夜、コース料理のレストラン

ダイニングはふたつです。ひとつが、コース料理を供する「SONORITÉ」。信州の旬を軸に組み立てられた一皿ずつを、静かな時間のなかで受け取る場所です。旅の目的が食事そのものになる夜を用意したいなら、ここを起点に日程を組むのがよいと思います。

高原の食材は、季節によって表情が大きく変わります。春の山菜、夏の高原野菜、秋のきのこと果実、冬の滋味。同じ宿に季節を変えて通う楽しみが、この土地にはあります。コースの内容は時期ごとに組み替えられますので、訪れる季節に何が出るのかは予約の際に確認してみてください。

泊まらない日にも開いている、カジュアルダイニング

もうひとつが、カジュアルダイニングの「à table(ア・ターブル)」です。アラカルトで気軽に楽しめる構えで、朝食からランチ、ディナーまでを担います。夕食付きの宿泊プランを選んだ場合、ディナーの提供はこちらで行われます。ルームサービスもこのレストランが受け持っているので、部屋で食事を済ませたい夜にも頼れます。

そしてこのレストランは、宿泊しない方にも開かれています。ランチだけ、ディナーだけを目当てに訪れることができる。軽井沢を日帰りで訪れた日、旧軽井沢銀座を歩いたあとにここで食事をして帰る、という使い方が成立します。テイクアウトとデリの用意もあり、天気のいい日にはピクニック用の箱を持って出かけることもできます。

高原の午後をゆっくり過ごす、季節のアフタヌーンティー

このホテルには、季節ごとにテーマを変えるアフタヌーンティーがあります。夏には「KIKYOサマーアフタヌーンティー」が組まれるように、その時季の素材と色を映した内容で用意されます。高原の午後を、涼しい室内でゆっくりと過ごす。軽井沢という土地の使い方として、これ以上ふさわしい時間の潰し方はそう思いつきません。

朝食とアフタヌーンティーをセットにした宿泊プランや、ハイティーを部屋でいただくプランも用意されています。館内から一歩も出ずに、朝と午後の二回、食卓を囲むだけの一日。予定を詰め込まない旅を考えているなら、こうしたプランから逆算して日程を組むのも一案です。

高原の光のなかで、急がずに向き合う朝食

朝食の会場はア・ターブルです。高原の朝は、街の朝とは光の質が違います。木々を通して届く柔らかな明るさのなかで、急がずに一皿と向き合う時間。前夜にコースを楽しんだ翌朝であれば、なおさらこの時間の落ち着きが沁みてきます。

夕食と朝食を組み合わせた1泊2食付きのプランも用意されており、信州の旬を夜と朝の両方で受け取れます。到着してから出発するまで、食事の心配をひとつもしなくてよい滞在は、それだけで身体が休まります。朝の時間を大切にしたい方は、宿泊予約の際に朝食付きプランを検討してみてください。

子ども連れで訪れる前に、確かめておきたいこと

お子さま連れで検討されている方に、先にお伝えしておきたい変更があります。添い寝の規定が改定され、2026年10月1日の宿泊分からは、無料で添い寝できる対象が13歳未満のお子さままでとなります。従来は18歳未満まででしたので、対象年齢が下がる形です。2026年7月1日の予約受付分から新しい規定が適用され、6月30日までの予約分は従来どおりの扱いになります。

あわせて注意しておきたいのが、食事付きプランの扱いです。添い寝のお子さまの食事はプランに含まれず、現地で召し上がった分を精算する形になります。ベッドと朝食の両方が必要な場合は、人数に含めて予約するのが確実です。制度の切り替え時期にあたりますので、予約日と宿泊日の両方を確認したうえで進めてください。

静けさを買う宿、という性格

正直に書いておくと、このホテルは大型リゾートのような施設の多さで勝負する宿ではありません。館内で一日中遊び尽くしたい、という旅には物足りなく映るはずです。

けれど、それはこの宿が何を選んだかということでもあります。中庭とラウンジと、ふたつのレストランと、静かな客室。旧軽井沢という街そのものを庭として使い、館内には休むための場所だけを残す。施設を巡るのではなく、自分を取り戻すためにここへ来る。公式が掲げているのも、まさにそうした時間の過ごし方です。なお軽井沢町では宿泊税が導入されていますので、宿泊料金とは別に申し受けとなります。

旅の日程が決まったら|HPCJでいつでも25%OFF

国内のヒルトンを日常的に楽しむ方に、まず検討してほしいのがヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)です。日本国内のヒルトングループを対象とした有料会員プログラムで、宿泊料金が25%OFFになる「HPCJ会員限定割引プラン」を季節を問わずいつでも予約できるのが最大の魅力。旧軽井沢KIKYOもその対象ホテルです(割引プランの利用は会員本人名義の一室のみ)。夏と紅葉期に料金の張る高原リゾートだからこそ、この25%の効き方は大きくなります。

ヒルトンが常に25%OFF。私がHPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)を手放さない理由

あわせて力を発揮するのが、ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・カード。保有しているだけでヒルトン・オナーズのゴールドステータスが付与され、HPCJの年会費も優遇されます。宿泊はHPCJの割引プランで賢く、滞在の質はカードのステータスで底上げする。憧れの高原の一夜を「いつか」のままにしないための、いちばん現実的な鍵になります。

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード特集

そして部屋と席の確保はお早めに。畳のコーナーを備えたプレミアムルームやスイートは室数が限られますし、SONORITÉのコースは宿泊と同じタイミングで相談しておくと当日の組み立てが楽になります。夏の避暑シーズンと紅葉期、そして年末年始は、軽井沢全体で宿が逼迫します。

会員プログラムには入らず、今回の一泊を総額で選びたい場合は、予約プラットフォームの使い分けが効いてきます。同じ客室でも、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルでは掲載されるプランと総額が違ってくるためです。

  • 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
  • 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール(編集部おすすめ)
  • Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味

普段お使いのポイント経済圏に合わせるのがいちばん無駄がありません。会員ランクや開催中のセールによって還元も変わりますので、三つを横に並べて総額で見比べるのが確実です。

軽井沢の夏は、驚くほど早く埋まっていきます。日程が固まったら、その日のうちに。

結び|何も回らなかった日が、いちばん軽井沢らしい

軽井沢へ行くと言うと、たいてい「どこを回るの」と聞かれます。けれどこの高原がいちばん美しいのは、何も回らなかった日なのだと思います。中庭の緑を眺め、ラウンジで本を開き、夕方に一度だけ通りへ出て、また戻ってくる。

旧軽井沢の真ん中にありながら、門をひとつ入れば静かになる。その構造こそが、この一軒の贈り物です。予定を持たずに出かける勇気があるかどうか。答えはもう見えているのではないでしょうか。

もっと深く知る

アクセス|旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン

最寄り駅はJR軽井沢駅です。宿泊客に限り、ホテルと軽井沢駅のあいだの送迎が用意されていますので、荷物の多い旅程でも身軽に移動できます。運行の条件と申し込みの方法は公式サイトに案内がありますので、到着時刻が決まったら早めに手配しておきましょう。

軽井沢駅までは、東京駅から北陸新幹線でおよそ1時間ほど。駅からホテルまでは車で10分足らずの距離で、旧軽井沢銀座通りへも歩いて出られる位置にあります。散策とホテルでの休息を一日のなかで行き来できるのが、この立地の最大の強みです。

基本情報|旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン

旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン|静けさに、自分を戻す一泊
項目内容
名称旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン
所在地〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5
電話番号0267-41-6990
運営東急リゾーツ&ステイ株式会社
ブランドキュリオ・コレクション by ヒルトン
客室スーペリアルーム/バルコニー付デラックスルーム/バルコニー付コートヤードデラックスルーム/プレミアムルーム/プレミアムルーム with Tatami corner/コートヤードスイートルーム/KIKYOスイートルーム
ダイニングSONORITÉ(コース料理)/à table(アラカルト・朝食・ルームサービス)/テイクアウト・デリ
館内施設コートヤード、THE LOUNGE(1階)、ショップ、ビジネスセンター(1階)、チャペル、宴会場(LUCAS・EVELYN・CHLOE)
送迎ホテルとJR軽井沢駅間(宿泊者限定)
添い寝2026年10月1日宿泊分より13歳未満のお子さまは無料(2026年7月1日予約受付分より適用/それ以前の予約は従来規定)
宿泊税軽井沢町の宿泊税が別途必要

※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、ホテル公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年7月時点)。料金・営業時間・イベント開催日程は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

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