木洩れ陽の森に、炎のゆれる暖炉と温泉の部屋。旧軽井沢の「ふふ」は、静養のための宿だ。
雲場池の水面に、森の姿が映ります。重なり合う葉が光を透かし、ゆれる木洩れ陽をつくり出す。小川がせせらぎ、鳥が踊る。作家や画家が愛した旧軽井沢の四季景色の中に、ふふ 旧軽井沢 静養の森は佇んでいます。
熱海・河口湖・京都などに展開するスモールラグジュアリーリゾート「ふふ」の、軽井沢ふたつめの一軒。全20室に暖炉と床暖房、そして天然温泉の客室風呂を備えた、「自由閑閑な」大人の森のリゾートです。ミシュランキー2026の受賞も、2026年9月に公式が報告しています。
長倉には、もうひとつの「ふふ 軽井沢 陽光の風」。ふたつの「ふふ」のどちらを選ぶかから、この静養の宿の滞在を、公式情報と滞在した人々の声をもとに、ひとつずつ紐解いていきます。
「静養」という選び方|木洩れ陽のあかりと、自由閑閑な時間

「静養」という言葉を、宿の名前に掲げる。ふふ 旧軽井沢 静養の森の思想は、そこに凝縮されています。公式が掲げるのは「木洩れ陽のあかり、静養の香り、自由閑閑な軽井沢リゾート」。旧軽井沢の森を写し出す雲場池のほとりで、何かをするためではなく、休むために泊まる宿です。
同じ「ふふ」でも、長倉の陽光の風がビタミンカラーで陽気になれる宿なら、静養の森はウォールナットのシックな空間で炎を眺める宿。標高の高い軽井沢の寒さを、暖炉と床暖房と全室の温泉で暖かく包み込む、と公式は語ります。
避暑地・旧軽井沢で、賑わいのすぐそばに、静けさだけの一泊を。そう選びたい方に、まず挙げたい一軒です。
雲場池のほとり、旧軽井沢の森|作家や画家が愛した四季景色

宿が立つのは、長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1299-2。旧軽井沢の森にある静かな雲場池のほとりです。唐松やもみじの木々に映える水面、のどかに泳ぐ水鳥たち。公式が「作家や画家が愛した四季景色」と表現する軽井沢の情緒が、部屋の大きな窓の向こうに続いています。
旧軽井沢銀座の石畳や教会、工芸品の店が並ぶ散策路までは近く、避暑地の中心の賑わいと、森の静けさを同じ日に味わえる立地です。長倉の陽光の風からは車でおよそ8分の距離。ふたつの「ふふ」を行き来する「軽井沢のトラベルリレー」が組みやすい理由でもあります。
軽井沢駅からの所要時間や送迎の有無は、お出かけ前に公式サイトのアクセス案内でご確認ください。
暖炉と床暖房、ウォールナットの落ち着いた20室|全室に天然温泉、最上級は113㎡

客室は全20室。旧軽井沢の森が感じられる大きな窓、全室に備えられた床暖房と、ゆれる炎の暖炉。ウォールナットの落ち着いたインテリアが、大人らしいリゾート空間をつくります。そして全20室にしつらえた温泉。標高の高い軽井沢の寒さを、暖かく包み込んでくれます。

カテゴリーは四つ。59〜62㎡のワンルームで木洩れ陽を感じるスタイリッシュスイート(キングダブルまたはツイン)、天然温泉の「大きな」風呂を持つ76〜77㎡のコンフォートスイート、ソファが囲む大きな暖炉と4名までの定員を持つ93㎡のラグジュアリースイート、そして大きなバルコニーで森とつながる113㎡のふふラグジュアリープレミアムスイートへ。プレミアムスイートは隣のコンフォートスイートとコネクティングもできます。

ツインのベッドは合わせてハリウッドツイン(280cm幅)にでき、お子様との添い寝にも応えてくれます。二人で炎を眺める夜も、家族4人で森の朝を迎える休日も、この20室は受け止めてくれます。

森に包まれて入る天然温泉|まろやかな単純弱放射能温泉を、部屋で

この宿のウェルネスは、部屋の温泉に集約されています。湯気が立ちのぼる客室風呂。温かいお湯が心とからだをじっくりとほぐしてくれる、まろやかな肌触りの単純弱放射能温泉。全室にしつらえた風呂で、誰にも会わずに、好きな時間に浸かれます。
暖炉の炎を眺めてから湯に浸かり、湯上がりに床暖房の上で寛ぐ。標高の高い軽井沢の寒さを、三重に暖める設計です。冬の旧軽井沢で、この暖かさは何よりのご馳走になります。温泉の泉質や利用の詳細は、公式サイトの温泉案内でご確認ください。
信州日本料理の世界と、シズル感あふれる鉄板焼き

食の舞台は、館内のレストランです。ふふの料理人がつくる「信州日本料理の世界」。軽井沢の地、信州の地には美味しい食材が豊富にあり、その魅力的な信州食材を日本料理でもてなす、と公式は語ります。そして、シズル感あふれる鉄板焼きも選べます。公式は月ごとの鉄板焼き献立を公開しており、季節ごとに一皿の表情が変わります。
同じ「ふふ」でも、長倉の陽光の風がフレンチの技法の軽井沢料理なのに対し、静養の森は日本料理と鉄板焼き。二泊してふたつの「ふふ」を食べ比べる「軽井沢のトラベルリレー」を、公式も提案しています。館内にはラウンジとバーもあり、食後の一杯や暖炉の余韻の時間を受け止めてくれます。
ランチで訪れる、静養の森の昼

静養の森は、宿泊者でなくても、ランチで訪れることができます。公式に専用の案内ページが用意されており、旧軽井沢の散策の途中に、雲場池の森の中で信州の昼餐をいただく時間です。
提供時間や内容、予約方法は時期により変わりますので、最新の情報は公式サイトのランチ案内でご確認ください。宿泊とあわせるなら、チェックイン前にランチ、そのまま部屋の温泉と暖炉へ、という流れが美しい一日になります。
「静養の森」と「陽光の風」、どっちを選ぶ?|ふたつの「ふふ」の使い分け
「ふふ 軽井沢 どっち」という迷いには、公式の言葉がいちばんの答えをくれます。静養の森は「木洩れ陽のあかり、静養の香り」、陽光の風は「陽光のあかり、自然の呼吸」。前者は雲場池のほとりの森で、暖炉と床暖房、ウォールナットのシックな客室で静かに休む宿。後者は浅間山をのぞむ長倉の別荘地で、ビタミンカラーの客室と岩盤・サウナで太陽の光を浴びて活力をチャージする宿です。
食事も違います。静養の森は信州日本料理と鉄板焼き、陽光の風はフレンチの技法の軽井沢料理。客室は静養の森のほうが一回り広く(59〜113㎡)、4名まで泊まれる部屋があります。陽光の風は48〜87㎡で、岩盤とプライベートサウナが部屋と館内に。静かに整えたいなら静養の森、元気になりたいなら陽光の風。もうひとつの「ふふ」については、ふふ 軽井沢 陽光の風で紐解いています。
そして、公式が提案する「軽井沢のトラベルリレー」。ふたつの「ふふ」に連泊して、木洩れ陽の一日と太陽の一日を続けて過ごす。どっちかを選べないなら、それが答えです。
過ごし方|雲場池を歩き、炎を眺め、湯に浸かる

この宿の過ごし方は、雲場池の散歩から始まります。朝の光の中で池を一周し、部屋に戻って温泉に浸かり、朝食へ。日中は旧軽井沢銀座の石畳や教会、工芸品の店を歩き、夕暮れ前には森へ帰ってくる。暖炉に火が入る時間に間に合うように、です。
夜は信州の食卓を囲み、バーで一杯、部屋に戻って炎を眺めながらもう一度湯へ。「自由閑閑」と公式が語るとおり、この宿では予定を立てないことが正解です。旧軽井沢の賑わいのすぐそばで、賑わいに背を向けて過ごすことが、静養の森をいちばん深く味わうコツです。
旅の日程が決まったら|20室の森の宿は、紅葉と暖炉の冬から埋まる

静養の森の滞在を選ぶなら、予約の起点は部屋の広さと人数です。ふたりなら「大きな」温泉風呂を持つコンフォートスイート、家族や友人と4名なら暖炉をソファで囲むラグジュアリースイートか、バルコニーで森とつながるプレミアムスイート。20室しかない宿ですので、狙う部屋は日程が決まった時点でカテゴリーを指定してください。ハリウッドツインの希望も予約時に。
実務としてひとつ。ランチの席は宿泊とは別枠の予約です。連泊で陽光の風と組み合わせる「トラベルリレー」も、どこで宿泊を予約しても、宿へ直接相談しておくと日程が組みやすくなります。ふふのプレミアムメンバー制度は公式に案内がありますが、会員でなくても予約できますので、初めての方もそのままで。
予約は、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルを横に並べて総額で見比べるのが確実です。同じ客室でも、掲載されるプランと総額が違ってくるためです。
- 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
- 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール(編集部おすすめ)
- Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味
雲場池が紅葉に染まる秋と、暖炉が主役になる冬、20室は驚くほど早く埋まります。炎を眺めてから温泉に浸かる夜と、木洩れ陽の朝を思い描いたなら、北陸新幹線の予約と一緒に、この森の宿の一室を一休で先に押さえてしまいましょう。

結び|木洩れ陽の森で、深く休む
雲場池の水面、ゆれる炎、湯気の立ちのぼる客室風呂。ふふ 旧軽井沢 静養の森の滞在は、旧軽井沢の賑わいのすぐそばで、静けさだけを手に入れる旅です。
遠くへ行くことではなく、深く休むこと。次の軽井沢の答えは、もう見えているのではないでしょうか。
もっと深く知る
- ふふ 軽井沢 陽光の風|浅間山をのぞむ24室のナチュラルリゾート。客室温泉と岩盤で「からだを温めて健康になる」
- 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン|静けさに、自分を戻す一泊
- ホテルインディゴ軽井沢 by IHG|暖炉と焚き火と薪火イタリアン。炎とともに過ごす別荘ステイ
- 軽井沢マリオットホテル|部屋に温泉が届く森の一軒で、時間をゆっくりに戻す

アクセス|ふふ 旧軽井沢 静養の森
ふふ 旧軽井沢 静養の森は、長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1299-2、雲場池のほとりに位置します。東京駅から北陸新幹線でJR軽井沢駅までおよそ70分。軽井沢駅から宿までの所要時間、送迎の有無、駐車場の台数は、お出かけ前に公式サイトのアクセス案内でご確認ください。
基本情報|ふふ 旧軽井沢 静養の森
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ふふ 旧軽井沢 静養の森(FUFU KYU-KARUIZAWA) |
| 所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1299-2 |
| 客室 | 全20室・全室に暖炉・床暖房・天然温泉の風呂。スタイリッシュスイート59〜62㎡(定員2名)/コンフォートスイート76〜77㎡(定員2名)/ラグジュアリースイート93㎡(定員4名)/ふふラグジュアリープレミアムスイート113㎡(定員4名・バルコニー・コネクティング可) |
| ベッド | SIMMONS × SLEEPLEASURE(キングダブル200cm×200cm、ツイン140cm×200cm×2・ハリウッドツイン可) |
| 温泉 | 単純弱放射能温泉(全室の客室風呂) |
| ダイニング | レストラン(信州日本料理・鉄板焼き)、ラウンジ、バー、ランチ |
| 評価 | ミシュランキー2026 |
| 姉妹施設 | ふふ 軽井沢 陽光の風(長倉)、ほか熱海・河口湖・奈良・日光・京都・箱根・東京・城ヶ島 |
| 会員プログラム | ふふ プレミアムメンバー |
※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、宿公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年9月時点)。料金・献立・ランチの内容は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。


