バーカウンターで受け取るルームキーから、いつもと違う旅が始まる。
東京は錦糸町、大阪は本町と梅田、京都は二条。そして2026年9月、北海道のニセコビレッジに5軒目が誕生しました。マリオット・インターナショナルが展開するモクシー(Moxy)は、都市の真ん中でも雪の楽園でも、その土地の色を取り込みながら訪れる人を迎えるライフスタイルホテルです。
――高級ホテルの静けさとは違う、けれど確かに心がほどける場所。私が実際に滞在してきた京都・大阪本町・東京錦糸町の空気に、公式情報に基づく大阪梅田とニセコビレッジのご紹介を重ねながら、日本のモクシーをひとつずつ紐解いていきます。
Moxy(モクシー)とは|マリオットが生んだ、遊び心のライフスタイルブランド

モクシーは、世界最大級のホテルグループであるマリオット・インターナショナルのブランドです。その歩みは2014年、ミラノに開業した第1号から始まり、2017年に東京錦糸町で日本へ初上陸しました。ブランド名は「元気」や「ガッツ」を意味する英語のmoxieに由来し、その言葉どおりの活気が館内に満ちています。

日本のモクシーに共通するのは、その土地のテイストを取り込んだ独創的なロビーとバーです。価格帯が抑えめであることも魅力ですが、それ以上に、観光を終えて戻ったあとにバーで一杯という過ごし方が海外からのゲストに愛されている印象があります。街の拠点として、ホテルそのものが旅の一部になる一軒です。
Marriott Bonvoy参加ホテルでもあるため、会員であればポイントの積算や会員料金といった特典を受けられます。特典の内容はホテルごとに異なるため、詳細は各ホテルの記事で紐解いています。
モクシーの滞在はこう始まる|バーで受け取るキー、遊び心の客室

モクシーの特徴は、バーカウンターと一体になったデスクでチェックインを行うことです。初めてだとどこで手続きをすればよいのか迷いますが、スタッフがしっかりと声をかけてくれるので心配はいりません。ウェルカムドリンクを手に、滞在はバーから始まります。
スタッフの対応で感じるのは、一般的なホテルというよりコーヒーショップの接客に近い距離感です。カジュアルでありながら、こちらまで元気をもらえるような、新しいホスピタリティのかたちだと感じています。
Bar Moxyとロビー|ホテルの中心にある賑わい

どのモクシーでも、Bar Moxyがホテルの中心にあります。観光から戻ればここでひと息つき、時間帯によっては満席になることもあるほどの賑わいです。ホテルがこのバーを拠点に動いていると感じられるのが、モクシーらしさです。

バーを取り囲むロビーは、その土地の文化を取り入れた遊び心に満ちた空間で、ただ通り過ぎる場所ではなく滞在の中心として機能します。DJブースを備えるホテルも多く、週末には音楽イベントや地元コミュニティの催しが開かれることも。滞在そのものが、まちの夜に溶け込んでいく感覚があります。
客室|コンパクトを心地よさに変える設計

客室は「スマートで心地よい」をコンセプトに、機能的でシンプル、そして使いやすいことが特徴です。省スペース化された設備によって限られた面積を広く使うアイディアが随所に盛り込まれており、コンパクトさが不便に感じられないよう設計されています。
朝食とダイニング|活気の中で迎える朝

朝食のブッフェもランチのメニューもホテルごとに内容は異なりますが、いずれもリーズナブルな価格でカジュアルに楽しめるのが共通点です。高級ホテルの静かな朝もよいけれど、バーの活気の中で迎える朝には、いつもと違う旅の実感があります。
全国の注目モクシーホテルをご紹介
下町、ビジネス街、繁華街、古都、そして雪山。同じブランドでも、土地が変わればロビーの表情も夜の過ごし方も変わります。私が滞在してきた3軒の記憶と、公式情報にもとづく2軒を、それぞれの個性で並べてみました。
モクシー大阪本町|広々としたロビーで過ごす、大阪の夜

大阪のビジネス街・本町にありながら、ロビーに足を踏み入れた瞬間に空気が変わる一軒です。日本のモクシーの中でもひときわ広々としたロビーは、夜になるとバーの灯りに人が集まり、平日の街とは思えない賑わいに。心斎橋や難波へも歩いて出られる距離で、大阪の夜を遊ぶ拠点として重宝しました。
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モクシー東京錦糸町|スカイツリーを望む下町の拠点

2017年に日本初のモクシーとして開業した、ブランドの原点です。下町の空気とクリエイティブな空間が同居し、スカイツリーへも歩いて向かえる立地。錦糸町駅からの近さも手伝って、東京観光の初日にも最終日にも据えやすい一軒でした。都心の華やかさとは違う、東京の素顔に触れられる滞在です。
モクシー東京錦糸町|クリエイティブなホテルで楽しむ宿泊体験レビュー
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モクシー京都|二条城のすぐ近く、京都のテイストと遊び心

二条城のすぐ近く、京都のテイストとモクシーの遊び心が溶け合った一軒です。和の意匠を取り入れたロビーは、5軒の中でもっとも「土地の色」が濃く、観光の余韻をそのまま持ち帰れる空間でした。東山の喧騒から少し離れた二条という立地は、京都を静かに歩きたい旅にも向いています。
モクシー京都|京都のテイストと遊び心が融合したホテル宿泊レビュー
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モクシー大阪梅田|旧・モクシー大阪新梅田、深夜まで動く街の拠点

2020年に「モクシー大阪新梅田」として開業し、現在は「モクシー大阪梅田」の名称で営業しているホテルです。梅田の繁華街に近く、深夜のチェックインにも対応する運用は、USJや夜の街を楽しむ旅程と相性の良い一軒です。
モクシー大阪梅田|遊び心とデザイン性に富んだライフスタイルホテル体験
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モクシー・ニセコビレッジ|ゲレンデ直結、雪の楽園に誕生した5軒目

2026年9月、羊蹄山とニセコアンヌプリに抱かれた世界的スキーリゾート・ニセコビレッジの中心に、日本で5軒目となるモクシーが誕生しました。都市型だった日本のモクシーにとって、初めてのマウンテンリゾート型。スキー場への直接アクセスという立地を手に入れ、朝いちばんのパウダースノーへ身軽に向かえる拠点です。
チェックインはBar Moxyのカウンターで済ませるモクシーらしい様式のまま、館内にはカフェやグラブ&ゴー、オールシーズン使えるMOXY GYMを備えています。一方で敷地内駐車場と空港シャトルはなく、新千歳空港からは約108kmの距離。公共交通やリゾート内の移動手段を組み合わせる前提で、旅程を組み立てておきたいところです。
ニセコビレッジにはリッツ・カールトン・リザーブやヒルトンニセコビレッジといった宿が並びますが、その村に「肩の力を抜いて泊まる」選択肢が加わった意味は小さくありません。都市の3軒で感じたバーの賑わいが、雪山の夜にどう響くのか。滞在した折には、その記憶をこの特集に重ねていきます。
モクシー・ニセコビレッジ|ゲレンデ直結の新しい遊び場で、雪の一日を遊び切る

旅の日程が決まったら|マリオット・アメックスでモクシーをもっと自由に
モクシーはいずれもMarriott Bonvoy参加ホテルです。会員になっておけば予約や滞在がスムーズになるのはもちろん、都市でもニセコでも、滞在で貯まったポイントを次のモクシーへつなげられます。入会は無料なので、予約前の登録がおすすめです。
そして、モクシーのように気軽に何度も泊まりたくなるホテルでこそ効いてくるのが、マリオット・アメックスです。カードを持つだけでゴールドエリート資格が付与され、日々の決済で貯めたポイントを宿泊にあてられるほか、年間400万円の決済では毎年の無料宿泊特典も。普段の暮らしの延長線上に、5軒のどこかの夜を置けるカードです。
Marriott Bonvoy® マリオット・アメックス・カード特集
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結び|街でも雪山でも、モクシーは旅の遊び場になる

錦糸町の下町、本町のビジネス街、梅田の繁華街、二条の静けさ、そしてニセコの雪。土地の色は違っても、バーカウンターで受け取るルームキーから始まる高揚感は、どのモクシーでも変わりません。
豪華さではなく、自由さで選ぶホテル。次の旅先にモクシーがあるなら、答えはもう見えているのではないでしょうか。
もっと深く知る
- モクシー東京錦糸町|クリエイティブなホテルで楽しむ宿泊体験レビュー
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Marriott Bonvoy|おすすめホテル
※モクシー京都・モクシー大阪本町・モクシー東京錦糸町に関する記述は、筆者が実際に滞在した際の内容にもとづきます。モクシー大阪梅田・モクシー・ニセコビレッジの情報は、ホテル公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年9月時点)。料金・営業時間・イベント開催日程は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。





