五穀豊穣のお茶屋ごはん®︎ 五木茶屋 清水店|二寧坂の京町家で味わう「京丼五種食べ比べ膳®︎」

五穀豊穣のお茶屋ごはん®︎ 五木茶屋 清水店|二寧坂の京町家で味わう「京丼五種食べ比べ膳®︎」の体験

何度も二寧坂を上り下りするたび、京町家の暖簾の向こうが気になっていました。五穀豊穣のお茶屋ごはん®︎ 五木茶屋 清水店——季節の京丼を五種、ひと膳で食べ比べる体験型のお店です。念願叶って訪れたその一席で出会ったのは、目にも舌にも春を運ぶ御膳と、ここが女性に支持される理由でした。

実際に味わった「京丼五種食べ比べ膳®︎」と春の花見鍋、店内の設えや二寧坂を望む眺め、そして予約・アクセスの実用情報までを順に紐解いていきます。清水観光の拠点に選びたいホテルもあわせてご紹介します。

二寧坂の京町家へ、念願の暖簾をくぐる

二寧坂に佇む五木茶屋 清水店の建物外観

清水寺から八坂神社へと続く石畳の二寧坂。その坂沿いに、黄色い暖簾を掲げた京町家があります。観光のにぎわいから一歩入ると、こぢんまりとしながらも歴史の気配をまとった空間が迎えてくれました。

鳥獣戯画をアレンジした壁画と、二階の設え

五木茶屋 清水店の店内を彩る鳥獣戯画アレンジの壁画

まず目を引いたのは、鳥獣戯画を現代版にアレンジした愛らしい壁画。うさぎや動物たちが軽やかに遊ぶ意匠は、町家の落ち着きにそっと遊び心を添えています。案内された二階にも、また別の壁画がありました。

二寧坂とパークハイアット京都を望む窓席

五木茶屋 清水店の二階席から見下ろす二寧坂の家並み

通されたのは、二寧坂の家並みと、ほど近いパークハイアット京都を望む窓際の席。坂を行き交う人々と東山の緑を眺めながら、これからの一膳を待つ時間そのものが、すでにごちそうのようでした。

京丼五種食べ比べ膳®︎——春の恵みを、五つの椀で

五木茶屋 清水店の京丼五種食べ比べ膳の御膳全体

席につくと、まず運ばれてくるのは梅干しを沈めた温かな一杯。やさしい味わいで口を整えてから、本日の主役を待ちます。楽しみにしていた京丼五種食べ比べ膳®︎が届くと、スタッフの方がひとつひとつ丁寧に説明してくれました。

釜飯は釜が丸ごと運ばれ、固形燃料でじっくり加熱。炊き上がりを待つ時間まで含めて、ひとつの体験です。小鉢に分けられた丼は、そのまま味わうのはもちろん、出汁茶漬けにしたりと、いろいろな楽しみ方ができます。

京丼五種食べ比べ膳®︎は季節ごとに内容が替わり、釜飯は月替わりです。ここでご紹介するのは2026年春に訪れた際の一例で、訪問の時期によってラインナップは変わります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。

京の満月ほっこり釜飯

炊き上がった五木茶屋 清水店の春の釜飯

筍や新茶など季節の滋味を釜で炊き上げた、月替わりの釜飯。蓋を開けた瞬間に立ちのぼる出汁と春の香りが、食欲をやさしく誘います。

鰆の桃色桜蒸し丼

出汁でいただく春の京丼(五木茶屋 清水店 京丼五種食べ比べ膳)

ふっくらと蒸した旬の鰆に、桜の香りをまとわせた桃色のおろしを添えた一椀。出汁を合わせれば、春の海の繊細な味わいがいっそう引き立ちます。

五穀豊穣の玉手箱〈春〉

京丼五種食べ比べ膳の五穀豊穣の玉手箱〈春〉(五木茶屋 清水店)

山と海の幸に、五木茶屋に欠かせない縁起物を詰め合わせた一品。一口ごとに異なる食感と春の幸が次々に現れ、開けるたびに心が躍ります。

和牛の福茶漬け

黄金色の出汁を注ぐ和牛の福茶漬け(五木茶屋 清水店)

炙った和牛に、春を告げる梅を添えて。黄金色の出汁を注げば、梅の酸味と牛の甘みがやさしく調和し、〆にふさわしい滋味が広がります。

春香る季節のあんかけ丼

湯葉を包んだ春のあんかけ仕立ての京丼(五木茶屋 清水店)

日本の春を象徴する和菓子「桜餅」を思わせる仕立てで、中には湯葉を包んでいます。健康長寿の願いを込めた、やさしい味わいの一椀です。

どれも京都の食文化を現代的にアレンジした、見た目にも華やかな五椀。食べ比べるほどに新しい発見があり、京都の春をぞんぶんに味わえる御膳でした。

選べる鍋——「花見鍋」と「月見すき焼き鍋」

桜鯛や有頭海老を楽しむ五木茶屋 清水店の花見鍋

御膳には鍋がひとつ付き、春は「春の野山と海の幸 花見鍋」と「和牛と山菜の月見すき焼き鍋」から選べました(取材時点では、すき焼き鍋への変更は追加料金で対応)。迷った末に選んだのは、花見鍋。桃色の霙(みぞれ)を春霞に見立てた、なんとも可愛らしい色合いです。抜き型で象った満開の桜が浮かび、開運の願いを込めた桜鯛や有頭海老といった縁起物がふんだんに添えられていました。

桜鯛のしゃぶしゃぶでいただく

桃色の霙が春らしい五木茶屋 清水店の花見鍋

桜鯛はしゃぶしゃぶで。ポン酢を添えれば、春の海の旨みがふわりとほどけます。目で春を感じ、口でも春を味わう。一台で二度おいしい、見立ての楽しさが詰まったお鍋でした。

なぜ、女性に選ばれるのか

うさぎの最中など愛らしい意匠が並ぶ京丼五種食べ比べ膳(五木茶屋 清水店)

御膳のあちこちには、うさぎをかたどった最中や、桃色の霙、かぶの飾りなど、思わず写真に収めたくなる可愛らしい要素が散りばめられています。縁起物にまつわる物語と、華やかな彩り。この「目で楽しむ余白」こそが、女性に支持される理由なのだと納得しました。

実際、店内は海外からの観光客の割合も多めでしたが、客層の中心は女性。着物姿で二寧坂を歩いて立ち寄る、そんな京都らしい一日にも自然と溶け込むお店です。

予約とアクセス、店舗の情報

京町家の梁が残る五木茶屋 清水店の窓際席

人気店ですので、訪れる際は公式サイトからの予約をしておくと安心です。場所は二寧坂沿い、清水寺・八坂神社のいずれからも徒歩約5分。坂のにぎわいの中にありながら、一歩入れば静かな京町家の時間が流れます。営業時間は11:00〜19:30(ラストオーダー)で、季節によって変動する場合があります。

定休日はなく、席数はテーブルとカウンターを合わせて26席のこぢんまりとした造りです。価格・営業時間・メニューは時期によって変わるため、最新情報は公式サイトでご確認ください(本記事は2026年6月時点の情報をもとにしています)。

着物で東山を巡り、そのまま泊まる——清水観光におすすめのステイ

五木茶屋 清水店の窓から望む二寧坂の家並み

五木茶屋 清水店を起点に、二寧坂から清水、祇園へと東山を一日かけて歩く。着物のまま石畳を行き、夜はゆっくりと京都に泊まる。そんな滞在に寄り添う宿を、エリアで選んでご紹介します。

清水のすぐそば、着物のまま戻れる距離にあるのが次の二軒です。

ダブルツリーbyヒルトン京都東山は、京阪「清水五条」駅から徒歩約1分、清水寺のすぐ近く。観光の中心に身を置きたい方に、もっとも近い拠点です。

フォションホテル京都は、清水五条駅から徒歩約6分、鴨川のほとりに建つラグジュアリーホテル。フォションピンクを基調にした空間に、マカロンとアフタヌーンティー、最上階のメインダイニングからは東山を一望できます。華やかな世界観に浸りたい女性の旅に、特におすすめの一軒です。

鴨川や中心部に拠点を置き、祇園や河原町もあわせて楽しみたいなら、次の三軒が便利です。

ザ・リッツ・カールトン京都は、鴨川二条大橋のほとり、地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約3分。東山三十六峰を望む、京都屈指のラグジュアリーステイです。

ヒルトン京都は、河原町三条、地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約2分に位置するフラッグシップ。ルーフトップバーから京都の街並みを見渡せます。

ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸は、地下鉄烏丸線「五条」「四条」駅から徒歩約4分。祇園や錦市場も徒歩圏で、観光の拠点にちょうどよい立地です。

結び|また、季節を変えて五木茶屋へ

五木茶屋 清水店の暖簾

京丼五種食べ比べ膳®︎は季節ごとに姿を変えるので、次は夏や秋の御膳もぜひ味わいたいところ。そして、私の好きな嵐山や先斗町の店舗にも、いつかお邪魔したいと思っています。

二寧坂を訪れる機会があれば、京町家でいただく春の五椀を、ぜひ体験してみてください。

店舗情報|五穀豊穣のお茶屋ごはん®︎ 五木茶屋 清水店

項目内容
店名五穀豊穣のお茶屋ごはん®︎ 五木茶屋 清水店
住所京都府京都市東山区桝屋町349-18
アクセス清水寺・八坂神社より徒歩約5分/京阪「祇園四条」駅より徒歩約20分
営業時間11:00〜19:30(L.O.)※季節により変動
定休日なし
席数26席(テーブル12・カウンター14)
予約公式サイトより
代表メニュー京丼五種食べ比べ膳®︎(季節替わり)

よくある質問

予約なしでも入れますか。

人気店のため、公式サイトからの予約をしておくと安心です。時期や時間帯によっては待ち時間が生じることもあります。本日は、予約のみと表示される場合は多いので、予約がおすすめです。

メニューは決まっていますか。

京丼五種食べ比べ膳®︎は季節替わりで、釜飯は月替わりです。本記事の内容は2026年春に訪れた際の一例で、訪問時期によって丼や鍋のラインナップは変わります。

清水寺からどのくらいの距離ですか。

二寧坂沿いにあり、清水寺・八坂神社のいずれからも徒歩約5分です。


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