岬をまるごと、リゾートに。万座毛と海越しに向かい合う、半島の休日。
沖縄本島の西海岸を北へ走ると、やがて海に向かって突き出したひとつの岬が見えてきます。その半島をまるごとリゾートに仕立てたのが、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート by IHGです。
視線の先には、隆起サンゴの断崖が続く景勝地・万座毛。足元には、サンゴ礁に抱かれた透明度の高い万座ビーチ。三方を海に囲まれたこのロケーションは、沖縄本島の数あるリゾートのなかでも唯一無二といえる存在です。
——波の音と潮風のほかに、何もいらない。そう思わせてくれる休日を叶える一軒を、万座エリアを実際に歩いて感じた海と自然の記憶に、公式情報に基づく施設のご紹介を重ねながら、ひとつずつ紐解いていきます。
万座毛を望むロケーション|岬をまるごと独り占めする地形

このリゾートを選ぶ最大の理由は、なんといってもその立地にあります。海に突き出した半島の先端。左手には東シナ海へと落ちる万座毛の断崖、正面にはどこまでも続く水平線。ホテルの客室やガーデンから望む景色は、万座毛と海が織りなす地形そのものを独り占めするような贅沢さです。
私自身、万座毛から海越しにこのホテルを眺めたことがあります。青い海の向こうに白い建物が浮かぶ光景は、万座エリアを象徴する風景のひとつ。逆にホテル側から見れば、象の鼻で知られるあの断崖を、海を挟んで正面に望むことになります。
夕暮れどき、茜色に染まる空と万座毛のシルエットが重なる時間は、このロケーションでしか出会えない一枚です。海岸沿いを歩けば、波に削られた岩肌と、その隙間に息づく沖縄の自然が続きます。整えられたリゾートでありながら、一歩外に出れば手つかずの海岸線が広がる。この距離感が、万座というエリアの心地よさだと感じています。
万座ビーチ|沖縄らしさが息づくプライベート感

ホテルの目の前に広がる万座ビーチは、リゾート全体がサンゴ礁に囲まれた、透明度の高い天然のビーチです。実際にこのビーチのプライベート感のあるエリアを訪れたとき、まず感じたのは静けさでした。観光地の喧騒から切り離されたような、落ち着いた時間の流れ。白い砂浜に立つと、遠浅の海がエメラルドからコバルトへと色を変えながら沖へ続いていきます。

派手さで魅せるビーチではありません。けれど、波の音と潮風のほかに何もいらないと思わせてくれる、沖縄らしさそのものが息づいている。景観の美しさという点で、本島のビーチのなかでも屈指の存在だと思います。
海に入れば、シュノーケリングやSUPをはじめとしたマリンアクティビティが充実。ボートで沖のシュノーケリングスポットへ向かうツアーや、半潜水艇「サブマリンJr.II」で海中のサンゴ礁を観賞する体験、カタマランヨットで万座毛周辺を巡るサンセットクルーズまで、海との関わり方は自由自在です。
万座オーシャンパーク|日本最大級の海上アスレチック

夏の万座ビーチを象徴する存在が、海の上に浮かぶ巨大なエア遊具群「万座オーシャンパーク」です。日本最大級と謳われるその規模は、沖合から眺めても圧巻のひとこと。連結した4つのゾーンとキッズゾーンで構成され、すべり台やトランポリン、クライミングウォールといった大型遊具が万座ブルーの海に浮かびます。
大人も子どもも、気づけば夢中になって海の上を駆け回っている。水しぶきと歓声に包まれるこの海上遊園地は、ファミリーやグループでの滞在に鮮やかな記憶を刻んでくれるはずです。例年春の海開きとともにオープンし、晩秋まで長いシーズンにわたって楽しめるのも嬉しいところ。宿泊ゲストは優待料金で利用できます(開催期間・料金の詳細は記事末尾の基本情報へ)。
客室|白とブルーに包まれるオーシャンビュー

客室は、海をイメージした白とブルーを基調とするモダンで爽やかなインテリアで統一されています。バルコニーから海を望むオーシャンビューの客室では、朝は水平線から届く光で目覚め、夜は波音とともに一日を閉じる。そんな海と寄り添う滞在が待っています。
窓の外の景色こそが、この客室のいちばんの調度品。カーテンを開けた瞬間に広がる万座の海のグラデーションが、部屋で過ごす時間そのものを休日の主役に変えてくれます。
コーラルフロアとクラブインターコンチネンタル|ワンランク上の滞在へ

ワンランク上の滞在を求める方には、専用特典を備えた上層階のコーラルフロアという選択肢があります。駐車場やサウナ利用が無料になるなど、滞在の細部にゆとりが生まれるフロアです。
そして2018年に誕生したクラブインターコンチネンタルラウンジでは、専任スタッフによるパーソナルなサービスが提供されています。ラウンジでゆったりと過ごすひとときを軸に据えた滞在は、このリゾートの楽しみ方をもうひとつ上の次元へ引き上げてくれるでしょう。半島の突端で過ごす時間を、誰にも急かされずに味わい尽くすための特等席です。

プール|万座毛を望むガーデンプールと、夜の水辺

リゾート内には、趣の異なる屋外プールが揃っています。宿泊者専用のガーデンプールは、流れるような曲線を描くモダンなデザイン。プールサイドからは万座毛とガーデンを一望でき、海とはまた違う穏やかな水辺の時間が流れます。ビーチに隣接するビーチサイドプールでは、万座ビーチと国定公園の景色を眺めながらのひとときを。
そして夏のハイシーズン、ガーデンプールは夜まで営業時間が延長されます。日が落ちたあと、ライトに照らされた水面と星空の下で過ごすナイトプールの時間は、昼間の賑わいとは別世界。リゾートの夜を彩る、大人にこそ味わってほしい過ごし方です。
うるもスパと大浴場|海のリゾートで整える時間

一日の終わりには、心と身体を整える時間を。館内のurumo Spa(うるもスパ)は、世界的なスパアワードの受賞歴を重ねてきた実力派。タラソセラピーの考え方を取り入れたトリートメントで、海のリゾートらしい癒やしの体験が待っています。
また、リゾートホテルでは意外と貴重な大浴場を備えているのも嬉しいポイント。海やプールで遊んだあと、手足を伸ばして湯に浸かれる贅沢は、特に子連れの滞在や連泊で真価を発揮します。潮と日差しをまとった身体を湯にほどいて、夜のダイニングへ。この「整える中継地点」があるだけで、リゾートの一日は驚くほど長く、豊かに使えます。
夏の夜を彩る花火|リゾートならではのエンターテイメント

夏の時期には、ホテルの目の前から打ち上がる花火が万座の夜空を彩ります。ビーチやプールサイドから見上げる花火は、打ち上げ場所との距離が近いぶん迫力も格別。カタマランヨットに乗って海上から花火を望むクルーズも用意されており、水面に映る光まで含めて楽しむ贅沢な鑑賞体験が叶います。年末には、カウントダウン花火とともに新年を迎えるイベントも恒例となっています。
開催日程は時期により異なるため、滞在の計画に合わせて公式サイトでご確認ください。花火のある夜に滞在を重ねられたら、その旅の記憶はいっそう鮮やかなものになるはずです。
ダイニング|万座毛を眺めながらの美食体験

館内のダイニングも、このリゾートの大きな魅力です。オールデイダイニングのアクアベルでは、万座毛を望む景観とガーデンプールを背景に、インターナショナル料理のブッフェを。日本料理の雲海では、会席スタイルのファインダイニングに加え、本格的なカウンター寿司の体験も用意されています。琉球料理のオーキッドや鉄板焼など、旅のシーンに合わせて選べる顔ぶれが揃い、リゾートから一歩も出ることなく美食の夜を重ねられます。
テラス席で潮風を感じながらの食事は、ビーチリゾートならではの開放感。万座の海と食が溶け合う時間を、ぜひ味わってみてください。
朝の過ごし方|万座毛の見える朝を、ゆっくりと

このリゾートの朝は、少し早起きするほど豊かになります。人の少ないビーチを散歩して、朝の光に透ける海の色を確かめる時間は、宿泊者だけの特権。半島の岬から眺める朝の万座毛は、日中の観光の時間帯とはまるで違う、静かな表情を見せてくれます。
散歩から戻ったら、朝食で一日を整えて。万座毛を望むアクアベルの窓辺なら、景色そのものがいちばんのごちそうです。朝食の会場や提供内容、時間は変更となる場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認のうえ、宿泊予約の際に朝食付きプランを検討してみてください。
旅の日程が決まったら|半島の特等席から埋まっていく

三方を海に囲まれた半島のリゾートでは、部屋の向きがそのまま滞在の記憶になります。正面に万座毛の断崖を望むオーシャンビュー、コーラルフロアやクラブインターコンチネンタルといった特典付きの滞在。選択肢は、夏休みや連休の日程から順に、この特等席のほうから狭まっていきます。
宿と一緒に押さえておきたいのが、海と夜の予定です。花火やナイトプール、万座オーシャンパークを目当てにするなら開催期間の確認と客室の確保はセットで。うるもスパやサンセットクルーズの枠も宿泊とあわせて押さえておけば、当日はただ海に委ねるだけの数日になります。
予約は、楽天トラベル・一休・Yahoo!トラベルを横に並べて総額で見比べるのが確実です。同じ客室でも、朝食付きや連泊向けなど掲載されるプランと総額が違ってくるためです。
- 楽天トラベルは楽天ポイントを貯めて使える
- 一休は上質な宿に絞った掲載とタイムセール
- Yahoo!トラベルはPayPayとの連携が持ち味(編集部おすすめ)
万座毛と海を独り占めする岬の400室は、沖縄本島でいちばん早く夏が埋まるリゾートのひとつです。白い砂浜から海上アスレチックへ、夕暮れは断崖のシルエットを眺める休日を思い描いたなら、航空券と一緒に、この半島の特等席をYahoo!トラベルで先に押さえてしまいましょう。

結び|万座の海と自然に抱かれる休日へ

万座毛の断崖、サンゴ礁に抱かれたビーチ、海の上の遊園地、そして夜空の花火。ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの魅力は、豪華な施設の数々そのものというより、沖縄の海と自然のただなかに身を置けるという一点に集約される気がします。万座というエリアが持つ景観の力を、これほどまるごと享受できるリゾートは他にありません。
万座ビーチを歩いたときに感じた、あの静かで満ち足りた時間。それを朝から夜まで、滞在のすべてで味わえるとしたら。次の沖縄の休日の答えは、もう見えているのではないでしょうか。

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アクセス|ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート by IHG
那覇空港から車で約1時間。沖縄自動車道を利用する場合は屋嘉ICで下車し、約50分が目安です。空港リムジンバスを利用する場合は約100分。景勝地・万座毛へは車ですぐの距離にあり、恩納村観光の拠点としても優れた立地です。
基本情報|ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート by IHG
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート by IHG |
| 所在地 | 沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣2260 |
| 電話番号 | 098-966-1211 |
| 客室数 | 400室 |
| 万座オーシャンパーク | 2026年は3月14日〜11月30日開催|9:00〜17:00(7月1日〜9月30日は18:00まで)|12:00〜13:00はメンテナンスのためクローズ|対象は3歳以上(12歳以下は18歳以上の保護者同伴)|1日フリーパスは宿泊ゲスト4,000円〜・一般ゲスト5,000円〜(税込) |
| ガーデンプール | 宿泊者専用|2026年は7月1日〜8月31日に7:30〜22:00の夜間営業あり(時期により営業時間変動) |
| リゾートフィー | 1滞在あたり1名(6歳以上)500円 |
| 駐車場 | 1台1,000円/滞在(コーラルフロア宿泊者は無料) |
| 大浴場 | サウナ利用は1名1,000円(コーラルフロア宿泊者は無料) |
※館内施設・客室・ダイニング等の情報は、ホテル公式サイトおよび公式発表に基づきます(2026年7月時点)。料金・営業時間・イベント開催日程は変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。


